Recordset2 メンバー (DAO)

[アーティクル]
04/04/2023

適用先: Access 2013、Office 2013

Recordset2 オブジェクトは、ベーステーブルのレコード、またはクエリの実行結果のレコードを表します。

メソッド

名前	説明
AddNew	更新可能な Recordset2 オブジェクトの新しいレコードを作成します。
Cancel	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。保留中の非同期メソッド呼び出しの実行をキャンセルします (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
CancelUpdate	Recordset オブジェクトで、保留中のすべての更新をキャンセルします。
Clone	元の Recordset2 オブジェクトを参照する重複する Recordset オブジェクトを作成します。
Close	開かれている Recordset を閉じます。
CopyQueryDef	レコードセットプレースホルダーを表す Recordset オブジェクトを作成するのに使用された QueryDef のコピーである QueryDef オブジェクトを取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。 .
Delete	このオブジェクトではサポートされていません。
Edit	現在のレコードを更新可能な Recordset オブジェクトからコピーバッファーにコピーして、後で編集できるようにします。
FillCache	Microsoft Access データベースエンジンに接続されている ODBC データソースからのデータを格納する、 Recordset オブジェクト用のローカルキャッシュの全体または一部を埋めます (Microsoft Access データベースエンジンに接続された ODBC データベースのみ)。
FindFirst	ダイナセットタイプまたはスナップショットタイプの Recordset オブジェクトで、指定された条件を満たす最初のレコードを検索し、そのレコードをカレントレコードにします (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
FindLast	ダイナセットタイプまたはスナップショットタイプの Recordset オブジェクトで、指定された条件を満たす最後のレコードを検索し、そのレコードをカレントレコードにします (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
FindNext	ダイナセットタイプまたはスナップショットタイプの Recordset オブジェクトで、指定された条件を満たす次のレコードを検索し、そのレコードをカレントレコードにします (Microsoft Access ワークスペースのみ)。 .
FindPrevious	指定した条件を満たし、そのレコードを現在のレコードにするダイナセットまたはスナップショットタイプの Recordset オブジェクト内の前のレコードを検索します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。 .
GetRows	Recordset オブジェクトから複数の行を取得します。
Move	Recordset オブジェクト内で、カレントレコードの位置を移動します。
MoveFirst	指定した Recordset オブジェクト内で最初のレコードに移動して、そのレコードをカレントレコードにします。
MoveLast	指定した Recordset オブジェクト内で最後のレコードに移動して、そのレコードをカレントレコードにします。
MoveNext	指定した Recordset オブジェクト内で次のレコードに移動して、そのレコードをカレントレコードにします。
MovePrevious	指定した Recordset オブジェクト内で前のレコードに移動して、そのレコードをカレントレコードにします。
NextRecordset	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。 OpenRecordset 呼び出しで複数部分から成る選択クエリによって返される次のレコードのセットがある場合にこれを取得し、保留中のレコードが他にあるかどうかを示すブール型 ( Boolean) の値を返します (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
OpenRecordset	新しい Recordset オブジェクトを作成し、Recordsets コレクションに追加します。
Requery	Recordset オブジェクトの基になるクエリを再実行して、そのオブジェクトのデータを更新します。
Seek	インデックス付きのテーブルタイプの Recordset オブジェクトで、現在のインデックスの指定された条件を満たすレコードを検索し、そのレコードをカレントレコードにします (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
Update	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用しないで外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。コピーバッファーの内容を更新可能な Recordset オブジェクトに保存します。

プロパティ

名前	説明
AbsolutePosition	Recordset2 オブジェクトのカレントレコードの相対的なレコード番号を設定または取得します。
BatchCollisionCount	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。最後の一括更新で更新が完了しなかったレコードの数を取得します (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
BatchCollisions	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。最後の一括更新操作で競合が発生した行を示すブックマークの配列を取得します (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
BatchSize	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。それぞれのバッチでサーバーに返送されるステートメント数を設定または取得します (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
BOF	カレントレコードの位置が、 Recordset オブジェクトの先頭のレコードより前にあるかどうかを示す値を取得します。読み取り専用の Boolean です。
Bookmark	Recordset オブジェクト内のカレントレコードを一意に識別するブックマークを設定または取得します。
Bookmarkable	Bookmark プロパティを使用して設定できるブックマークが Recordset オブジェクトでサポートされているかどうか示す値を取得します。
CacheSize	ローカルにキャッシュされる ODBC データソースから取得するレコード数を設定または取得します。読み取り/書き込みが可能な Long です。
CacheStart	ODBC データソースからローカルでキャッシュされるデータを含むダイナセットタイプの Recordset オブジェクトの最初のレコードのブックマークを指定する値を設定または取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
Connection	データベースに対応する Connection オブジェクトを取得します。
DateCreated	ベーステーブルが作成された日付と時刻を取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。読み取り専用のバリアント型 (Variant) の値。
EditMode	カレントレコードの編集状態を示す値を取得します。
EOF	カレントレコードの位置が、 Recordset オブジェクトの末尾のレコードより後にあるかどうかを示す値を取得します。読み取り専用の Boolean です。
Fields	指定されたオブジェクト用に保存されているすべての Field オブジェクトを表す Fields コレクションを取得します。読み取り専用です。
Filter	以降に開く Recordset オブジェクトに含めるレコードを決める値を設定または取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。読み取り/書き込みが可能な String です。
Index	テーブルタイプの Recordset オブジェクトの現在の Inded オブジェクトの名前を示す値を設定または取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
LastModified	最も新しく追加または変更されたレコードを示すブックマークを取得します。
LastUpdated	ベーステーブルを最後に変更した日付および時刻を取得します。読み取り専用のバリアント型 (Variant) の値。
LockEdits	編集中に有効なロックの種類を示す値を設定または取得します。
Name	指定したオブジェクトの名前を返します。読み取りのみ可能な String 値です。
NoMatch	特定のレコードを見つけるのに Seek メソッドが使用されたのか Find メソッドの 1 つが使用されたのかを示します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
ParentRecordset	指定したレコードセットの親 Recordset を返します。読み取り専用です。
PercentPosition	Recordset オブジェクト内のレコード数の割合に基づいて、 Recordset オブジェクトのカレントレコードのおよその位置を示す値を設定または取得します。
Properties	指定したオブジェクトの Properties コレクションを取得します。値の取得のみ可能です。
RecordCount	Recordset オブジェクトでアクセスされるレコードの数、またはテーブル型 Recordset オブジェクト内のレコードの合計数を返します。値の取得のみ可能です。取得のみ可能な Long 値です。
RecordStatus	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。 Returns a value indicating the update status of the current record if it is part of a batch update (ODBCDirect workspaces only). Read-only RecordStatusEnum.
Restartable	Recordset オブジェクトの基になるクエリを再実行する Requery メソッドを、 Recordset オブジェクトがサポートするかどうかを示す値を取得します。
Sort	Recordset オブジェクトのレコードの並べ替え順序を設定または取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。
StillExecuting	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用しないで外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。非同期操作 (つまり、 dbRunAsync オプションを指定して呼び出したメソッド) の実行が完了したかどうかを示します (ODBCDirect ワークスペースのみ)。
Transactions	オブジェクトがトランザクションをサポートしているかどうかを示す値を取得します。読み取り専用の Boolean です。
Type	オブジェクトの操作型またはデータ型を示す値を設定または返します。読み取り専用の Integer です。
Updatable	DAO オブジェクトを変更できるかどうかを示す値を返します。読み取り専用の Boolean です。
UpdateOptions	注: Microsoft Access 2013 では、ODBCDirect ワークスペースはサポートされていません。 Microsoft Access データベースエンジンを使用せずに外部データソースにアクセスする場合は、ADO を使用してください。 Sets or returns a value that indicates how the WHERE clause is constructed for each record during a batch update, and whether the batch update should use an UPDATE statement or a DELETE followed by an INSERT (ODBCDirect workspaces only). Read/write UpdateCriteriaEnum.
ValidationRule	データの変更時またはテーブルへの追加時に、フィールド内のデータを検証する値を設定または取得します (Microsoft Access ワークスペースのみ) 。値の取得および設定が可能です。文字列型 ( String ) の値を使用します。
ValidationText	Field オブジェクトの値が ValidationRule プロパティ設定で指定された検証規則を満たしていない場合にアプリケーションに表示されるメッセージのテキストを指定する値を設定または返します (Microsoft Access ワークスペースのみ)。読み取りのみ可能な String 値です。

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