Excel クラスター コネクタの開発
適用対象: Excel 2013 | Office 2013 | Visual Studio
Excel クラスター コネクタは、XLL 内のクラスター セーフのユーザー定義関数の呼び出しをクラスター化サーバーに自動的にオフロードする手段を提供します。 クラスター セーフのユーザー定義関数の詳細については、「クラスター セーフ関数」を参照してください。 このオフロードにより、さらに多くのコンピューティング リソースを使用できるようにして、パフォーマンスを向上します。 通常、クラスター コネクタは、高性能計算クラスターのベンダーによって開発されます。
クラスター コネクタ
A cluster connector is a DLL that provides defined entry points that Excel uses to coordinate cluster-safe user-defined function calls. It serves as an interface between Excel and the high-performance compute cluster, for session management, for making function calls (by passing the fully-qualified function name and the call's actual arguments), and for returning call results to Excel through a callback mechanism.
クラスター コネクタを作成するには、DLL を作成して、「Excel クラスター コネクタ関数」に記載されているエントリ ポイントを公開します。
クラスター コネクタをインストールする
クラスター コネクタを Excel で使用可能にするには、コネクタのセットアップ コードで、Excel がインストールされているコンピューターにコネクタの DLL をインストールする必要があります。 さらに、コネクタのセットアップ コードは、コネクタのエントリを次のレジストリ キーの下に追加する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Office\Excel\Excel Cluster Connectors\
このクラスター コネクタのキーに、次の文字列を指定するノードを追加します。
Name
— Excel 内のクラスター コネクタの一覧に表示される名前。Filename
— DLL の完全パス。