MAPI プログラミングの概要

適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016

この Microsoft Outlook Messaging API (MAPI) リファレンスは、メッセージングのさまざまなニーズと経験を持つ C および C++ 開発者向けに記述されています。 MAPI を使用してメッセージング機能を持つアプリケーションを拡張する開発者には、特定の前提条件の知識は必要ありません。 MAPI を使用して、特殊なメッセージング システム サービス用のフル スケールワークグループ アプリケーションまたはドライバーを作成するには、メッセージングの背景とコンポーネント オブジェクト モデル (COM) が必要です。

開発作業を開始する前に、MAPI の使用方法、ログオン プロセス、プロファイルとメッセージ サービスの作成方法と構成方法について、次の情報を考慮する必要があります。

メッセージング アプリケーション プログラム インターフェイス (MAPI) は、開発者がメールが有効なアプリケーションを作成するために使用できる広範な機能セットです。 完全な関数ライブラリは MAPI と呼ばれます。 MAPI を使用すると、クライアント コンピューター上のメッセージング システムの完全な制御、メッセージの作成と管理、クライアント メールボックスの管理、サービス プロバイダーなどが可能になります。

注:

拡張 MAPI は MAPI と同じであり、MAPI ドキュメントでは MAPI と呼ばれます。

簡易 MAPI

Simple MAPI には、Microsoft Windows ベースのアプリケーションに基本的なレベルのメッセージング機能を追加できる一連の機能が用意されています。

重要

簡易 MAPI 関数 MAPISendMail は、Microsoft Outlook 2013とMicrosoft Outlook 2010でサポートされています。 その他の単純な MAPI 関数は、Windows では非推奨になりました。