PidTagCorrelateMtsid 標準プロパティ
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
レポートと送信メッセージの関連付けで使用されるメッセージ転送システム (MTS) 識別子が含まれます。
プロパティ | 値 |
---|---|
関連するプロパティ: |
PR_CORRELATE_MTSID |
識別子: |
0x0E0D |
データの種類 : |
PT_BINARY |
エリア: |
Exchange |
注釈
トランスポート プロバイダーは、このプロパティを TRUE に設定して送信されたメッセージを検出すると、このプロパティをそのメッセージの MTS 識別子に設定します。 転送後、このプロパティは、メッセージと共に対人メッセージ (IPM) 送信済みアイテム フォルダーに格納されます。
X.400 などの MTS 識別子による相関関係をサポートするメッセージング システムは、元のメッセージのトランスポート エンベロープの一部として識別子と、それに応答して生成されたレポートの一部として識別子を保持します。 このようなメッセージング システムからレポートが配信されると、トランスポート プロバイダーはこのプロパティをレポートのトランスポート エンベロープの元の MTS 識別子に設定します。 このプロパティは、レポートと共に格納されます。
クライアント アプリケーションは、このプロパティを持つすべてのメッセージの検索結果フォルダーを保持できます。 このようなメッセージに関するレポートが表示された場合、クライアントは検索結果フォルダーに制限を適用し、メッセージの元のバージョンを見つけ、元のメッセージ情報を新しい情報と関連付けることができます。
関連リソース
ヘッダー ファイル
Mapidefs.h
データ型の定義を提供します。
Mapitags.h
関連付けられたプロパティとして一覧表示されるプロパティの定義が含まれます。