PidTagRenderingPosition 標準プロパティ
適用対象: Outlook 2013 | Outlook 2016
メイン メッセージ テキスト内の添付ファイルのレンダリングに使用するオフセット (文字) が含まれます。
プロパティ | 値 |
---|---|
関連するプロパティ: |
PR_RENDERING_POSITION |
識別子: |
0x370B |
データの種類 : |
PT_LONG |
エリア: |
MAPI 添付ファイル |
注釈
指定されたオフセットが -1 (0xFFFFFFFF) の場合、添付ファイルはこのプロパティを使用してレンダリングされません。 -1 以外のすべての値は、添付ファイルをレンダリングする PR_BODY (PidTagBody) プロパティ内の位置を示します。
メモPR_BODYのこのプロパティで示される文字は、添付ファイルに置き換えられます。 通常、この文字はスペースですが、特殊なプレースホルダー文字も使用できます。
このプロパティは、文字で表されます。 一部の文字セットでは、これはバイトと同等ではありません。 Unicode アプリケーションでは、2 バイト文字に基づいて位置を計算できます。 文字セット (DBCS) アプリケーション Double-Byte、文字表現は 1 文字あたり 1 バイトから 2 バイトまで異なるため、このプロパティ値までのテキストをスキャンする必要があります。
このプロパティは、リッチ テキスト形式 (RTF) テキストでは使用しないでください。 レンダリング位置は、オブジェクト添付プレースホルダーと呼ばれるエスケープ シーケンスによって RTF で示されます。 このシーケンスは、文字列 \objattph
の後に 1 文字 (通常はスペース) で構成され、添付ファイルのレンダリングに置き換えられます。
関連リソース
プロトコル仕様
関連するExchange Serverプロトコル仕様への参照を提供します。
メッセージ オブジェクトと添付ファイル オブジェクトを処理します。
ヘッダー ファイル
Mapidefs.h
データ型の定義を提供します。
Mapitags.h
代替名として一覧表示されるプロパティの定義が含まれます。