ISocialSession2::GetPeopleDetails

personsAddresses パラメーターで指定されたユーザーの人物と画像の詳細のコレクションを含む文字列を返します。

HRESULT _stdcall GetPeopleDetails([in] BSTR personsAddresses, [out, retval] BSTR* personsCollection);

パラメーター

personsAddresses

[in]一連のユーザーのハッシュ SMTP アドレスを指定する XML 文字列。

personsCollection

[out]人物と画像の詳細のコレクションを含む XML 文字列。

注釈

Outlook Social Connector (OSC) は、OSC プロバイダーがフレンドとフレンド以外のオンデマンド同期またはハイブリッド同期をサポートしている場合、 GetPeopleDetails を呼び出します。

personsAddresses パラメーターは、OSC プロバイダー拡張のスキーマで定義されている hashedAddresses のスキーマ定義に準拠している必要があります。 personsAddresses 文字列は、People ウィンドウに表示される各ユーザーのハッシュされた SMTP アドレスのセットを表します。 ユーザーは、 ISocialSession::LoggedOnUserName プロパティで表されるログオン ユーザーのフレンドである必要はありません。 ハッシュされた SMTP アドレスは、プロバイダーの機能 XML の hashFunction 要素によって指定されたハッシュ関数を使用して暗号化されます。 OSC は、personAddresses コレクション内の各 hashedAddressindex 要素で識別します。 プロバイダーは、GetPeopleDetailsフレンド XML を返すときに、index 要素を使用して受信者の人物 XML を識別する必要があります。 受信者がソーシャル ネットワーク上の登録済みユーザーでない場合、プロバイダーは、その受信者の 人物 XML を返す必要はありません。 person XML で表される各ネットワーク ユーザーの index 要素は、personsAddresses の受信者のインデックス要素に対応します。

OSC は、 personsCollection パラメーターによって返される情報をメモリに格納します。 personsCollection XML 文字列は、OSC プロバイダー機能拡張のスキーマで定義されているように、フレンドのスキーマ定義に準拠している必要があります。 OSC がメモリ内でこの情報を使用して更新する方法の詳細については、「 フレンドとアクティビティの同期」を参照してください。

関連項目