文字列について
数式には文字列を含めることができます。 プロンプト セル、図形データ項目値、テキスト フィールドなどで文字列の出力を書式設定するには、書式形式を指定します。 出力は、数値と単位の組み合わせ、文字列、日付/時刻、期間、または通貨として書式設定できます。 たとえば、書式形式 "0 #/10 uu" を使用すると、10.9 cm を "10 9/10 センチメートル (cm)" という数値と単位の組み合わせで表示します。
[図形データ] セクションの [書式] セルで、FORMAT または FORMATEX 関数の引数として画像の書式設定を使用できます。 テキスト フィールドを挿入すると、[挿入] タブから表示できる [フィールド] ダイアログ ボックスの書式一覧に、書式形式が表示されます。
文字列の書式設定に関数を使用する
ユーザー設定のテキスト フィールドの数式を含む、文字列に解決される数式では、 FORMAT 関数または FORMATEX 関数を使用できます。 FORMAT 関数は、書式設定された文字列を返します。 FORMATEX 関数は、型指定されていない入力を書式設定された結果に選択した単位に変換します。
書式設定された図形データを表示する
図形データの表示値の書式は、[Format] セルに書式形式を入力することにより設定できます。
たとえば、プロジェクトのタイムライン図形には、プロセスのコストを見積もるための図形データ項目を含めることができます。 既定では、図形データ項目の値は文字列です。 文字列 "1200" を書式設定する場合、[Format] セルに "$###,###.00" を指定すると、通貨であることがわかるように表示できます。
Microsoft Visio では、コントロール パネルの [地域と言語] 項目の [書式のカスタマイズ] ダイアログ ボックスの [通貨] タブの設定を使用して、表示する通貨記号と桁区切り記号を決定します。 (コントロール パネルで、[地域と言語] をクリックし、[追加の設定] をクリックします)。
文字列を通貨の値に変換して値を計算できるようにするには、CY 関数を使用します。
文字列の操作に関数を使用する
文字列中の特定の文字を検索または置換するなどの、文字列の操作には関数を使用できます。 文字列内の、ある文字の位置に関する情報を取得したり、文字列の最初の文字や最後の文字を識別することもできます。