[Style] セル ([Character] セクション)

図形のテキスト ブロック内にあるテキストの範囲に適用される文字の書式を表示します。

スタイル オートメーション定数
太字
&H1
visBold
斜体
&H2
visItalic
下線
&H4
visUnderLine
小型英文字
&H8
visSmallCaps

注釈

[Character] セクションに複数の行が含まれる場合は、[Style] セルには、図形のテキストのサブ範囲に適用される書式設定情報が表示されます。 複数の行が含まれない場合は、このセルには、すべての図形のテキストに対する書式設定情報が表示されます。

この値はバイナリ数値で表示され、バイナリ数値を構成する個々の値によって文字スタイルが決まります。 たとえば、値 3 は、斜体と太字の両方で書式設定されたテキストを表します。 [スタイル] の値が 0 の場合は、テキストはプレーン テキストつまり書式設定なしになります。 ブール関数 BIT* を使用して、特定の書式をテストできます。 これらの関数の詳細については、プログラミングに関するマニュアルを参照してください。

別の数式または CellsU プロパティを使用したプログラムから、名前によって [Style] セルへの参照を取得するには、次の値を使用します。

セル名:
Char.Style[ i ] where i = <1>, 2, 3...

プログラムから、インデックスによって [Style] セルへの参照を取得するには、CellsSRC プロパティを使用し、次の引数を指定します。

セクション インデックス:
visSectionCharacter
行インデックス:
visRowCharacter + i = 0, 1, 2...
セル インデックス:
visCharacterStyle

ある図形の [Character] セクションの先頭行にある [Color] セルが、次の数式に設定されているとします。

= IF(BITAND(Char.Style,1)=1,4,3)

図形のテキストの最初の文字が太字の場合、最初の Character プロパティ行でカバーされるテキストは青 (4) になります。それ以外の場合は緑 (3) になります。 この例では、既定の色が有効であることを前提としています。

プログラムで [スタイル] セルを設定する例を次に示します。 最初のステートメントは名前で Style セルを参照し、2 番目のステートメントはインデックスによって Style セルを参照します。 どちらのステートメントも、図形の Character セクションの 2 行目でカバーされるテキストに斜体を適用します。