UIObject オブジェクト (Visio)

Microsoft Visio のメニュー、ツールバー、およびアクセラレータを、Visio の組み込みユーザー インターフェイスまたはそのカスタマイズ バージョンから表します。

注:

Visio 2010 以降、Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイス (UI) は、以前の階層化されたメニュー、ツール バー、作業ウィンドウのシステムを置き換えました。 以前のバージョンの Visio でユーザー インターフェイスをカスタマイズするために使用した VBA オブジェクトとメンバーは、Visio では引き続き使用できますが、機能は異なります。

注釈

Visio のメニューとアクセラレータを含む UIObject オブジェクトを取得するには、Application オブジェクトの BuiltInMenus プロパティを使用し、BuiltInMenus プロパティから返される UIObject オブジェクトの MenuSets または AccelTables コレクションを使用します。

Visio ツールバーを含む UIObject オブジェクトを取得するには、Application オブジェクトの BuiltInToolbars プロパティを使用し、BuiltInToolbars プロパティから返される UIObject オブジェクトの ToolbarSets コレクションを使用します。

Application オブジェクトまたは Document オブジェクトにカスタマイズされたユーザー インターフェイスがある場合は、CustomMenus プロパティまたは CustomToolbars プロパティを使用して、これらを表す UIObject オブジェクトを取得します。

UIObject オブジェクトは、ファイルに格納して、Visio に読み込むことができます。 この場合、SaveToFile メソッドを使用してオブジェクトを保存し、LoadFromFile メソッドを使用してオブジェクトを読み込むか、Application オブジェクトや Document オブジェクトの CustomMenusFile プロパティまたは CustomToolbarsFile プロパティを、格納するユーザー インターフェイス ファイルの名前に設定します。

Visio 2002 以降のバージョンでは、CommandBars プロパティによって返される CommandBars コレクションを操作して、Visio ユーザー インターフェイスのメニューおよびツールバーをプログラムで操作できるようになりました。 CommandBars コレクションには、Microsoft Word や Microsoft Excel などの Microsoft System アプリケーション スイートで公開される CommandBars コレクションと同じインターフェイスが含まれています。 したがって、CommandBars コレクションまたは UIObject オブジェクトのいずれかを使用することで、プログラムで Visio メニューおよびツールバーを操作できます。

注:

[!メモ] 一部の Microsoft Office アプリケーションにおける CommandBars の使用方法が、Microsoft Office Fluent ユーザー インターフェイスの新しいリボン コンポーネントによって置き換えられました。 詳細については、「Office Fluent リボンの概要」を参照してください。

メソッド

プロパティ

サポートとフィードバック

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