Application.AccessError メソッド (Access)
AccessError メソッドを使用して、Microsoft Access またはデータ アクセス オブジェクト (DAO) エラーに関連付けられている説明的な文字列を返します。
構文
式。AccessError (ErrorNumber)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
ErrorNumber | 必須 | バリアント型 (Variant) | 説明の文字列を指すエラーの番号を指定します。 |
戻り値
バリアント型
注釈
AccessError メソッドを使用して、エラーが実際に発生していない場合に Microsoft Access または DAO エラーに関連付けられている説明的な文字列を返しますが、ADO エラーには使用できません。
Visual Basic Raise メソッドを使用して、Visual Basic エラーを発生させます。 エラーを発生させた後、Err オブジェクトの Description プロパティを読み取ることで、関連する説明文字列を特定できます。
Microsoft Office Access エラーまたは DAO エラーを発生させるために、 Raise メソッドを使うことはできません。 ただし、 AccessError メソッドを使って、エラーを発生させずにエラーについて説明する文字列を取得することができます。
AccessError メソッドを使用して、フォームの Error イベント内から説明的な文字列を返します。
Microsoft Office Access エラーが発生した場合は、AccessError メソッドまたは Visual Basic の Err オブジェクトの Description プロパティのどちらかで、説明の文字列を取得することができます。
例
次の関数は、有効なエラー番号のエラー文字列を返します。
注:
VBA IDE でコードを実行するには、エラー トラップ オプションを [ 未処理のエラーで中断 ] に設定する必要があります。 このオプションは、[VBA ツール] メニューの [オプション] ダイアログ ボックスの [全般] タブで設定できます。
Function ErrorString(ByVal lngError As Long) As String
Const conAppError = "Application-defined or " & _
"object-defined error"
On Error Resume Next
Err.Raise lngError
If Err.Description = conAppError Then
ErrorString = AccessError(lngError)
ElseIf Err.Description = vbNullString Then
MsgBox "No error string associated with this number."
Else
ErrorString = Err.Description
End If
End Function
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