Application.ConvertFormula メソッド (Excel)
数式内のセル参照を A1 と R1C1 の参照スタイル間、相対参照と絶対参照の間、またはその両方に変換します。 Variant 型です。
構文
式。ConvertFormula (Formula, FromReferenceStyle, ToReferenceStyle, ToAbsolute, RelativeTo)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
式 | 必須 | バリアント型 | 変換する数式を含む文字列。 必ず有効な数式を指定し、数式の先頭には等号 (=) を付けてください。 |
FromReferenceStyle | 必須 | XlReferenceStyle | 変換前の参照形式を指定します。 |
ToReferenceStyle | 省略可能 | バリアント型 | 返す参照スタイルを指定する XlReferenceStyle の定数。 この引数を省略すると、参照形式は変更されず、引数 FromReferenceStyle で指定された形式が使用されます。 |
ToAbsolute | 省略可能 | バリアント型 | 変換された参照型を指定する XlReferenceType の定数。 この引数を省略すると、参照の種類は変更されません。 |
RelativeTo | Optional | バリアント型 | 1 つのセルを含む Range オブジェクトを指定します。 このセルは、相対参照の基点となります。 |
戻り値
バリアント型
注釈
数式には 255 文字の制限があります。
例
次の使用例は、SUM 式の参照形式を R1C1 形式から A1 形式に変換し、その結果を表示します。
inputFormula = "=SUM(R10C2:R15C2)"
MsgBox Application.ConvertFormula( _
formula:=inputFormula, _
fromReferenceStyle:=xlR1C1, _
toReferenceStyle:=xlA1)
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