Application.ExecuteExcel4Macro メソッド (Excel)
Microsoft Excel 4.0 マクロ関数を実行し、関数の結果を返します。 戻り値の型は関数によって異なります。
構文
式。ExecuteExcel4Macro (String)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
String | 必須 | 文字列型 (String) | Excel 4.0 マクロ言語関数を等号 (=) なしで指定します。 参照はすべて R1C1 の文字列として指定する必要があります。 String に埋め込み二重引用符が含まれている場合は、二重引用符を二重引用符で囲む必要があります。 たとえば、=MID("Microsoft Excel",11,5) というマクロ関数を実行するときは、引数 String には "MID(""Microsoft Excel"",11,5)" と指定します。 |
戻り値
バリアント型
注釈
Excel 4.0 のマクロは、ブックやシートの状況に応じては評価されません。 したがって、参照は外部参照として、明示的にブック名を指定する必要があります。 たとえば、ブック 1 の My_Macro という Excel 4.0 マクロを実行するときは、"Book1!My_Macro()" と指定します。 ブック名を指定しないと、このメソッドは失敗します。
例
次の使用例は、シート 1 のセル C3 で GET.CELL(42) というマクロ関数を実行し、結果を表示します。 GET.CELL(42) は、アクティブ ウィンドウの左端からアクティブ セルの左端までの水平距離を返します。 このマクロ関数に相当する Visual Basic の関数はありません。
Worksheets("Sheet1").Activate
Range("C3").Select
MsgBox ExecuteExcel4Macro("GET.CELL(42)")
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。