Frame.MousePointer プロパティ (Outlook フォームスクリプト)

ユーザーがマウスを特定のオブジェクトに重ねたときに表示するポインターの種類を指定する整数型 ( Integer) の値を設定します。値の取得と設定が可能です。

構文

式。MousePointer

式Frame オブジェクトを表す変数。

引数 MousePointer の設定値は次のとおりです。

値	説明
0	標準ポインター。形状はオブジェクトによります (既定値)。
1	矢印。
2	十文字型のポインター。
3	I ビーム。
6	右上と左下の 2 方向を指す矢印。
7	上下の 2 方向を指す矢印。
8	左上と右下の 2 方向を指す矢印。
9	左右の 2 方向を指す矢印。
10	上方向を指す矢印。
11	砂時計。
12	ドラッグされているオブジェクトに重なった "不可" シンボル (円と対角線)。無効なドロップターゲットを示します。
13	砂時計付き矢印。
14	疑問符付き矢印。
15	上下左右の 4 方向を指す矢印。
99	MouseIcon プロパティで指定されたアイコンを使用します。

マウスポインターがフォームのコントロールの上を通過するときに機能の変化を示す必要がある場合は、MousePointer プロパティを使用します。たとえば、処理または操作の終了を待つ必要があることをユーザーに示すには、砂時計の設定 (11) が便利です。

アイコンの中には、デスクトップテーマと関連付けられているアイコンなど、システムの設定に依存しているものもあります。

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