RemoteItem オブジェクト (Outlook)
受信トレイ フォルダーのリモート アイテムを表します。
注釈
RemoteItem オブジェクトは、 MailItem オブジェクトに似ていますが、のみ、 Subject、 Received Date 、 Time、 Sender、 Size、およびメッセージの本文の最初の 256 文字が含まれています。 これは、リモート モードで接続しているユーザーに、対応するメール メッセージをダウンロードするかどうかを決定するのに十分な情報を提供するために使用されます。 ただし、オフライン フォルダー ファイル (.ost) に含まれるアイテムのヘッダーは、 RemoteItem オブジェクトを使用してアクセスできません。
Microsoft Outlookその他のオブジェクトとは異なり、このオブジェクトを作成できません。 リモート アクセス システム (RAS) 接続を使用するときにリモート アイテムが Outlook によって自動的に作成されます。 ローカル システム上に作成される各 RemoteItem オブジェクトは、リモート システム上の既存の MailItem オブジェクトに対応します。
RemoteItem オブジェクトは、オブジェクトの性質上、機能しないプロパティ、メソッド、およびイベントを継承します。 オブジェクト ブラウザーでは、これらのプロパティ、メソッド、およびイベントが RemoteItem オブジェクトに属していると表示されますが、それらを使用しても効果はありません。
RemoteItem オブジェクトに対して機能しないメソッドには、Close、Copy、Display、Move、Save などがあります。
RemoteItem オブジェクトに対して機能しないプロパティには、BillingInformation、Body、Categories、Companies、Mileage などがあります。
RemoteItem オブジェクトに対して機能しないイベントには、Open、Close、Forward、Reply、ReplyAll、Send などがあります。
イベント
メソッド
名前 |
---|
Close |
Copy |
Delete |
Display |
GetConversation |
Move |
PrintOut |
Save |
SaveAs |
ShowCategoriesDialog |
プロパティ
関連項目
サポートとフィードバック
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