ScrollBar.Delay プロパティ (Outlook フォーム スクリプト)

スクロール バー ( ScrollBar ) コントロールに関するイベント間の遅延 (ミリ秒単位) を表す、長整数型 ( Long) の値を取得または設定します。 値の取得と設定が可能です。

構文

式。遅延

式ScrollBar オブジェクトを表す変数。

注釈

スクロール バー ( ScrollBar) コントロールのボタンをクリックし、マウス ボタンを押したままでいると、 SpinUp イベント、 SpinDown イベント、および Change イベントが続けて発生しますが、 Delay プロパティは、これらのイベントの発生間隔 (遅延時間) を指定します。 1 回目は、遅延なしにイベントが発生します。 2 回目は、 Delay プロパティの設定値の 5 倍の時間が経過してからイベントが発生します。 2 回目のイベントが発生するまでの遅延時間は、初めからイベントが連続して発生することを防ぐために長めに設定されています。

3 回目以降は、 Delay プロパティの設定値が示す間隔でイベントが発生します。

Delay プロパティの既定値は 50 ミリ秒です。 つまり、2 回目のイベントは 250 ミリ秒 (既定値の 5 倍) が経過した時点で発生し、以降は 50 ミリ秒間隔で発生します。

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか？ サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。