Application.DetailStylesFormatEx メソッド (Project)
[リソース配分状況] ビューまたは [タスク配分状況] ビューのタイムスケール領域にあるデータ フィールドの書式を設定します。色は 16 進数の値で指定できます。
構文
式。 DetailStylesFormatEx
( _Item_
, _Font_
, _Size_
, _Bold_
, _Italic_
, _Underline_
, _Color_
, _CellColor_
, _Pattern_
, _ShowInMenu_
, _Strikethrough_
)
式Application オブジェクトを返す式。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
Item | 省略可能 | 長整数型 (Long) | タイムスケール領域の書式を設定するフィールドを指定します。 作業中のビューが [タスク配分状況] ビューの場合、使用できる定数は PjTaskTimescaledData クラスの定数のいずれかです。 作業中のビューが [リソース配分状況] ビューの場合、使用できる定数は PjResourceTimescaledData クラスの定数のいずれかです。 |
Font | 省略可能 | String | フォントの名前。 |
Size | 省略可能 | 整数型 (Integer) | フォントのサイズをポイント単位で指定します。 |
Bold | 省略可能 | ブール型 (Boolean) | True の 場合、フォントは太字です。それ以外の場合、 false を指定 します。 |
Italic | 省略可能 | ブール型 (Boolean) | True の 場合、フォントが斜体にします。それ以外の場合、 false を指定 します。 |
Underline | 省略可能 | ブール型 (Boolean) | True の 場合は、フォントに下線が引かれます。それ以外の場合、 false を指定 します。 |
Color | 省略可能 | 長整数型 (Long) | フォントの色を指定します。 16 進数の値を使用して指定し、最後のバイトが赤色を表します。 たとえば、値 &HFF0000 は青色を表し、&H00FFFF は黄色を表します。 |
CellColor | 省略可能 | 長整数型 (Long) | セルの背景の色を指定します。 16 進数の値を使用して指定し、最後のバイトが赤色を表します。 たとえば、値 &HFF00 は緑色を表します。 |
Pattern | 省略可能 | 長整数型 (Long) | 非稼働日のパターンを指定します。 使用できる定数は、 PjFillPattern クラスの定数のいずれかです。 |
ShowInMenu | 省略可能 | ブール型 (Boolean) | True の 場合、ショートカット メニューに [項目] で指定したフィールドが表示されます。それ以外の場合は False。 既定値は False です。 |
Strikethrough | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | True フォントが取り消し線のスタイルである場合。 |
戻り値
ブール型 (Boolean)
注釈
DetailStylesFormat メソッドを使用して引数の 使用方法の詳細 ] タブ、[ 詳細のスタイル ] ダイアログ ボックスが表示されます。
例
次の例では、配分状況ビューの [割り当て超過] フィールドが目立つように、他のフィールドと異なる表示形式にします。
Sub HighlightOverallocations()
DetailStylesAdd pjOverallocation
DetailStylesFormatEx Item:=pjOverallocation, Font:="Arial", Size:=10, _
Bold:=True, Color:=&HA0, CellColor:=&HFFB0B0, Pattern:=pjSolidFill
End Sub
注:
Color パラメーターまたは CellColor パラメーターに PjColor 列挙定数のいずれかを指定すると、黒に近い色になります。 たとえば、 pjGreen の値が 9 の場合、 DetailStylesFormatEx メソッドでは非常に濃い赤色になります。 PjColor クラスの定数で 16 色のみを使用できるようにするには、 DetailStylesFormat メソッドを使用します。
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。