Application.FullBuild プロパティ (Visio)

実行中のインスタンスの完全なビルド番号を返します。 読み取り専用です。

構文

FullBuild

expressionApplication オブジェクトを 表す変数。

戻り値

Long

注釈

ビルド番号の形式は、次のとおりです。

Bits 説明
0 - 15 内部ビルド番号
16 - 20 内部改訂番号
21 - 25 マイナー バージョン番号
26 - 30 メジャー バージョン番号 (Visio = 15)
31 Reserved

さらに、Visio では、正しい完全なビルド番号を取得するには、次のマクロに示すように、 FullBuild プロパティによって返される完全なビルド番号の内部リビジョン番号部分に 1000 を追加する必要があります。

実行中のインスタンスのビルド番号は、新しいドキュメントの作成時に FullBuildNumberCreated プロパティに書き込まれ、ドキュメントの編集時に FullBuildNumberEdited プロパティに書き込まれます。

次の Microsoft Visual Basic プロシージャは、FullBuild プロパティを使用して、Visio の現在のインスタンスの完全なビルド番号を取得します。 完全なビルド番号が取得されると、 ParseFullBuildProperty プロシージャによって数値が解析され、結果がイミディエイト ウィンドウに出力されます。

Public Sub FullBuild_Example() 
 
 Dim lngFullBuild as Long 
 lngFullBuild = Application.FullBuild 
 ParseFullBuildProperty (lngFullBuild) 
 
End Sub
Public Sub ParseFullBuildProperty(ByRef lngFullBuild As Long) 
 
 Dim lngMajor As Long 
 Dim lngMinor As Long 
 Dim lngRevision As Long 
 Dim lngBuild As Long 
 Dim lngNumber As Long 
 
 lngNumber = lngFullBuild 
 
 ' Low 16 bits: 
 lngBuild = lngNumber Mod 65536 
 lngNumber = lngNumber / 65536 
 
 'Next 5 bits: 
 lngRevision = lngNumber Mod 32 
 lngNumber = lngNumber / 32 
 
 'Next 5 bits: 
 lngMinor = lngNumber Mod 32 
 lngNumber = lngNumber / 32 
 
 'Next 5 bits: 
 lngMajor = lngNumber Mod 32 
 lngNumber = lngNumber / 32 
 
 'Remaining 1 bit unused and 0 as of Visio 2010 
 Debug.Print "lngFullBuild (full version specification): " & lngMajor & "." _ 
 & lngMinor & "." & lngBuild & "." & lngRevision + 1000 
 Debug.Assert(0 = lngNumber) 
 
End Sub

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