Application.NoEventsPending イベント (Visio)
Microsoft Visio のインスタンスがイベント キューをフラッシュした後に発生します。
構文
式。NoEventsPending (アプリ)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
アプリ | 必須 | [IVAPPLICATION] | イベント キューをフラッシュした Visio のインスタンスです。 |
注釈
Visio はイベント キューを維持し、そのイベントを随時発生させます。 Visio は、イベント キュー内の最後のイベントを発生させた直後に、NoEventsPending イベントを発生させます。
クライアント プログラムは、Visio が一連の活動を完了したシグナルとして NoEventsPending イベントを使用できます。 たとえば、クライアント プログラムが図形座標の変化に応じて処理を行う必要があるとします。 図形に対して行ったユーザーの 1 回の操作で、複数の CellChanged イベントが生成されることがあります。 その場合、クライアント プログラムは、CellChanged イベントごとに選択した情報を記録し、NoEventsPending イベントを受け取った後で、必要な処理を実行できます。
Visio はキュー内にリッスンされている NoEventsPending イベントが少なくとも 1 つ存在する場合にのみこのイベントを発生させます。 キュー内のイベントをリッスンしているプログラムが 1 つもない場合は、NoEventsPending イベントは発生しません。 プログラムが NoEventsPending イベントをリッスンしている場合は、別のプログラムがキュー内のイベントをリッスンしていない限り、このイベントは発生しません。
Microsoft Visual Basic または Visual Basic for Applications (VBA) を使用している場合、このトピックの構文を使用して、イベントを一般的な方法で効率的に処理できます。
独自の Event オブジェクトを作成する場合は、Add メソッドまたは AddAdvise メソッドを使用します。
アドオンを実行する Event オブジェクトを作成するには、EventList コレクションに対して Add メソッドを使用します。
通知を受け取る Event オブジェクトを作成するには、AddAdvise メソッドを使用します。
作成するイベントのイベント コードについては、「イベント コード」を参照してください。
サポートとフィードバック
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