Application.UndoEnabled プロパティ (Visio)
元に戻す情報がメモリに保存されているかどうかを判別します。 値の取得と設定が可能です。
構文
式。UndoEnabled
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
戻り値
Boolean
注釈
Microsoft Visio が起動すると、UndoEnabled プロパティの値は True に設定されます。 UndoEnabled プロパティの値を False に設定すると、メモリ内にある元に戻す情報の取得が中断され、既存の情報が消去されます。
この一連の操作の実行中には、プロパティを現在の値に保持する必要があります。 そのためには、次のような構造のコードを使用してください。
blsPrevious = Application.UndoEnabled
Application.UndoEnabled = False
'Large operation here
Application.UndoEnabled = blsPrevious
例
次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロは、UndoEnabled メソッドを使用して Visio で元に戻す動作を無効にしてから再度有効にする方法を示しています。
Public Sub UndoEnabled_Example()
'Disable undo
Application.UndoEnabled = False
'Draw three shapes.
ActivePage.DrawRectangle 1, 2, 2, 1
ActivePage.DrawOval 3, 4, 4, 3
ActivePage.DrawLine 4, 5, 5, 4
'Enable undo.
Application.UndoEnabled = True
End Sub
サポートとフィードバック
Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。