Application.VisioIsIdle イベント (Visio)
アプリケーションがメッセージ キューを空にした後に発生します。
構文
式。VisioIsIdle (アプリ)
expressionApplication オブジェクトを 表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
アプリ | 必須 | [IVAPPLICATION] | メッセージ キューを空にした Microsoft Visio のインスタンスです。 |
注釈
Visio はメッセージ キュー内のメッセージを絶えず処理しています。 メッセージ キューが空になると次の処理が行われます。
独自のアイドル タイム処理を実行します。
Microsoft Visual Basic for Applications に対して独自にアイドル タイム処理を実行するよう通知します。
それでもメッセージ キューが空の場合、VisioIsIdle イベントを発生させます。
それでもメッセージ キューが空の場合、WaitMessage を呼び出します (WaitMessage は、Microsoft Windows への呼び出しで、新しいメッセージが Visio のメッセージ キューに追加されるまで戻りません)。
クライアント プログラムは、独自のバックグラウンド処理を実行する信号として VisioIsIdle イベントを使用できます。
VisioIsIdle イベントは、標準タイマー イベントと同等ではありません。 定期的に呼び出す必要があるクライアント プログラムでは、Visio がアイドル状態 ( WaitMessage を呼び出す) 期間が予測できないため、標準のタイマー手法を使用する必要があります。 ただし、Visio アクティビティのみを監視しているクライアント プログラムの場合、WaitMessage が Visio に戻るまで VisioIsIdle イベントが最後に発生してから Visio アクティビティが存在しなかったため、VisioIsIdle イベントで十分です。
Microsoft Visual Basic または Visual Basic for Applications (VBA) を使用している場合、このトピックの構文を使用して、イベントを一般的な方法で効率的に処理できます。
独自の Event オブジェクトを作成する場合は、Add メソッドまたは AddAdvise メソッドを使用します。
アドオンを実行する Event オブジェクトを作成するには、EventList コレクションに対して Add メソッドを使用します。
通知を受け取る Event オブジェクトを作成するには、AddAdvise メソッドを使用します。
作成するイベントのイベント コードについては、「イベント コード」を参照してください。
サポートとフィードバック
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