Document.DocumentSaved イベント (Visio)
図面を保存した後に発生します。
構文
式。DocumentSaved (doc)
式Document オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
doc | 必須 | [IVDOCUMENT] | 保存された図面です。 |
注釈
Microsoft Visual Basic または Visual Basic for Applications (VBA) を使用している場合、このトピックの構文を使用して、イベントを一般的な方法で効率的に処理できます。
独自の Event オブジェクトを作成する場合は、Add メソッドまたは AddAdvise メソッドを使用します。
アドオンを実行する Event オブジェクトを作成するには、EventList コレクションに対して Add メソッドを使用します。
通知を受け取る Event オブジェクトを作成するには、AddAdvise メソッドを使用します。
作成するイベントのイベント コードについては、「イベント コード」を参照してください。
例
この例では、Microsoft Visio のソース オブジェクト ( Document オブジェクトなど) によって発生したイベントを処理するクラス モジュールを作成する方法を示します。 このモジュールは、関数 VisEventProc で構成され、DocumentSaved、PageAdded、さらに ShapesDeleted の 3 つのイベントをチェックする Select Case ブロックを使用します。 他のイベントは、既定のケース (Case Else) に分類されます。 各 Case ブロックは、発生したイベントの名前とイベント コードを含む文字列 ( strMessage ) を構築します。 最後に、関数が現在のウィンドウにその文字列を表示します。
このサンプル コードを VBA または Visual Basic の新しいクラス モジュールにコピーし、モジュール clsEventSink という名前を付けます。 その後、イベント シンク モジュールを使用して、クラス インスタンスにイベント発生の通知を送信する clsEventSink クラスと Event オブジェクトのインスタンスを作成できます。 イベント シンク モジュールの作成方法については、AddAdvise メソッドの例を参照してください。
Implements Visio.IVisEventProc
'Declare visEvtAdd as a 2-byte value
'to avoid a run-time overflow error
Private Const visEvtAdd% = &H8000
Private Function IVisEventProc_VisEventProc( _
ByVal nEventCode As Integer, _
ByVal pSourceObj As Object, _
ByVal nEventID As Long, _
ByVal nEventSeqNum As Long, _
ByVal pSubjectObj As Object, _
ByVal vMoreInfo As Variant) As Variant
Dim strMessage As String
'Find out which event fired
Select Case nEventCode
Case visEvtCodeDocSave
strMessage = "DocumentSaved (" & nEventCode & ")"
Case (visEvtPage + visEvtAdd)
strMessage = "PageAdded (" & nEventCode & ")"
Case visEvtCodeShapeDelete
strMessage = "ShapesDeleted(" & nEventCode & ")"
Case Else
strMessage = "Other (" & nEventCode & ")"
End Select
'Display the event name and the event code
Debug.Print strMessage
End Function
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