Document.HeaderFooterFont プロパティ (Visio)
ヘッダーおよびフッターのテキストに使用されるフォントを指定します。 値の取得と設定が可能です。
構文
式。HeaderFooterFont
式Document オブジェクトを表す変数。
戻り値
Ifontdisp
注釈
COM は、基になるシステム フォント サポートの上に IFontDisp インターフェイスを持つフォント オブジェクトの標準実装を提供します。 IFontDisp インターフェイスは、フォント オブジェクトのプロパティを公開し、Stdole タイプ ライブラリで、Microsoft Visual Basic で作成できる StdFont オブジェクトとして実装されます。 stdole タイプ ライブラリは、Microsoft Visio 内にあるすべての Visual Basic for Applications (VBA) のプロジェクトから、自動的に参照されます。
IFontDisp インターフェイスをサポートする StdFont オブジェクトに関する情報を取得するには、
[開発] タブの [コード] グループで、[Visual Basic] をクリックします。
[表示] メニューの [オブジェクト ブラウザー] をクリックします。
[プロジェクト/ライブラリ] ボックスの一覧で [stdole] をクリックします。
[クラス] で、StdFont という名前のクラスが表示されていることを確認します。
IFontDisp インターフェイスの詳細については、「MSDN Online Japan」Web サイトの Microsoft プラットフォーム SDK を参照してください。
HeaderFooterFont プロパティの設定は、[フォントの選択] ダイアログ ボックスの [フォント] ボックスの設定値と同じです ([ファイル] タブをクリックし、[印刷]、[印刷プレビュー] の順にクリックし、[プレビュー] グループで [ヘッダー & フッター] をクリックし、[フォントの選択] をクリックします)。
例
次のサンプル コードでは、HeaderFooterFont プロパティを使用して、現在の Font オブジェクトに対する参照を取得し、図面の文字フォントを太字ではない Arial に設定しています。
Public Sub HeaderFooterFont_Example()
Dim objStdFont As StdFont
Set objStdFont = ThisDocument.HeaderFooterFont
objStdFont.Name = "Arial"
objStdFont.Bold = False
Set ThisDocument.HeaderFooterFont = objStdFont
End Sub
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