Document.SaveAsEx メソッド (Visio)
引数に渡された詳細情報を使用し、ファイル名を付けて図面を保存します。
構文
式。SaveAsEx (FileName,SaveFlags)
式Document オブジェクトを表す変数。
パラメーター
名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
FileName | 必須 | String | 図面に指定するファイル名です。 |
SaveFlags | 必須 | Integer | ファイルの保存方法です。 |
戻り値
なし
解説
SaveAsEx メソッドは、SaveAs メソッドと同じですが、図面の保存方法を呼び出し側が指定できる引数が追加されています。
SaveFlags 引数には、次の値を組み合わせて使用する必要があります。
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
visSaveAsRO | &H1 | 図面を読み取り専用として保存します。 |
visSaveAsWS | &H2 | ファイルと共に現在の作業状態を保存します。 |
visSaveAsListInMRU | &H4 | 図面が最後に使用したファイル (MRU) の一覧に追加されます。 既定では、[ 保存] と [SaveAs] は 、ドキュメントを MRU リストに配置しません。 |
例
次の Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロは、SaveAsEx メソッドの使用方法を示します。 このマクロを実行する前に、path を図面の保存先に変更し、filename をファイルに割り当てる名前に変更してください。
Public Sub SaveAsEx_Example()
'Use the SaveAsEx method to save the drawing as a
'new read-only drawing.
ThisDocument.SaveAsEx "path\filename.vsd ", visSaveAsRO
End Sub
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