MasterShortcut.Icon プロパティ (Visio)

マスター ショートカットに含まれるアイコンを返します。 値の取得と設定が可能です。

構文

Icon

MasterShortcut オブジェクトを表す変数。

戻り値

IPictureDisp

注釈

Icon プロパティは HICON ファイルだけを返したり、受け取ることができます。 返されるオブジェクトが HICON 以外のファイルを含む場合、例外が発生します。

COM では、基本システムによる画像サポートの他に、IPictureDisp インターフェイスを備えた画像オブジェクトも標準で実装されています。 IPictureDispインターフェイスは、画像オブジェクトのプロパティを公開し、Microsoft Visual Basic で作成可能な StdPicture オブジェクトとして stdole タイプ ライブラリで実装されています。 stdole タイプ ライブラリは、Visio 内にあるすべての VBA (Visual Basic for Applications) のプロジェクトから、自動的に参照されます。

IPictureDisp インターフェイスをサポートする StdPicture オブジェクトに関する情報を調べるには、次の操作を行います。

  1. [開発] タブの [コード] グループで、[Visual Basic] をクリックします。

  2. [表示] メニューの [オブジェクト ブラウザー] をクリックします。

  3. [プロジェクト/ライブラリ] ボックスの一覧で [stdole] をクリックします。

  4. [クラス] で、StdPicture という名前のクラスが表示されていることを確認します。

IPictureDisp インターフェイスの詳細については、「MSDN Online Japan」Web サイトの Microsoft プラットフォーム SDK を参照してください。

現時点では、IPictureDisp インターフェイスは実装されていないため、Icon プロパティは新しいソリューションでのみ使用できます。

サポートとフィードバック

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