Page.ReviewerID プロパティ (Visio)

校正用オーバーレイに関連付けられている校閲者 ID を取得します。 読み取り専用です。

構文

ReviewerID

Page オブジェクトを表す変数。

戻り値

Long

注釈

ReviewerID プロパティは、校正用オーバーレイの場合のみ有効です。 ページがマークアップ オーバーレイであるかどうかを判断するには、 Page.Type = visTypeMarkup (3) かどうかを確認します。 前景ページとマークアップ オーバーレイではないバックグラウンド ページの ReviewerID 値を取得しようとすると、Microsoft Visio からエラーが返されます。

ReviewerID プロパティによって返される校閲者 ID は、図面のシェイプシートの [Reviewer] セクション内の 1 行と対応します。 校閲者 ID を含むシェイプシート セルは、図面のシェイプシート ユーザー インターフェイスには表示されませんが、ページの各校閲者 ID に関連付けられているユーザー名とイニシャルは、Document.DocumentSheet.CellsSRC プロパティを使用して確認できます。 次の例を参照してください。

注:

ドキュメントのシェイプシートを表示するには、[ 開発 ] タブで [ 描画エクスプローラー] を選択し、ドキュメントの名前を右クリックして、[ シェイプ シートの表示] をクリックします。

この Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロでは、ReviewerID プロパティを使用して、マークアップ オーバーレイに関連付けられているレビュー担当者の ID を取得し、[イミディエイト] ウィンドウにレビュー担当者の名前を出力します。 マクロでは、最初にアクティブなページが校正用オーバーレイであるかどうかを判別し、校正用オーバーレイである場合は、校閲者 ID を取得します。 このマクロを実行する前に、Visio の図面ウィンドウにアクティブな図面ページがあることを確認します。

Public Sub ReviewerID_Example() 
 Dim vsoPage As Visio.Page 
 Dim intCounter As Integer 
 
 Set vsoPage = ActivePage 
 
 If vsoPage.Type = visTypeMarkup Then 
 
 For intCounter = 0 To vsoPage.Document.DocumentSheet.RowCount(visSectionReviewer) - 1 
 
 If vsoPage.ReviewerID = vsoPage.Document.DocumentSheet.CellsSRC(visSectionReviewer, visRowReviewer + intCounter, visReviewerReviewerID).ResultStr(0) Then 
 
 Debug.Print "Reviewer name is: "; vsoPage.Document.DocumentSheet.CellsSRC(visSectionReviewer, visRowReviewer + intCounter, visReviewerName).ResultStr(0) 
 
 End If 
 
 Next intCounter 
 
 Else 
 
 Debug.Print "Active page is not a markup overlay." 
 
 End If 
 
End Sub

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