Shape.AddSection メソッド (Visio)

シェイプシートに新しいセクションを追加します。

構文

AddSection( _Section_ )

Shape オブジェクトを表す変数。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
Section 必須 Integer 追加するセクションの種類です。

戻り値

整数

注釈

AddSection メソッドは、1 つまたは複数の [Geometry] セクションを図形に追加するときに頻繁に使用されます。 また、AddSection メソッドを使用して、[Scratch]、[Controls]、[Connection Points]、[Actions]、[User-Defined Cells]、[ShapeData] などの他のセクションに図形を追加することもできます。 AddSection メソッドは、追加したセクションの論理インデックスを返します。

図形に追加できるセクションは、[シェイプ シート] ウィンドウに図形を表示するときに [ セクションの挿入 ] ダイアログ ボックスに表示される選択肢に対応しています。

[Geometry] 以外のセクションを追加する場合、図形にそのセクションが既に含まれていると、AddSection メソッドでは例外が発生します。 指定した論理インデックスを持つセクションが既に図形に含まれているかどうかを確認するには、SectionExists プロパティを使用します。

新しいセクションには行が存在しません。 新しいセクションに行を追加するには、AddRow メソッドを使用します。

GeometryCount プロパティは、図形に含まれる [Geometry] セクションの数を返します。 次のコードを使用して図形に [Geometry] セクションを追加します。

Shape.AddSection(visSectionFirstComponent + i) 

where 0 <= i <visSectionLastComponent - visSectionFirstComponent.

  • 0 <= i <Shape.GeometryCount の場合、新しいセクションは現在の i 番目の Geometry セクションの前にあります。

  • Shape.GeometryCount<= i <visSectionLastComponent - visSectionFirstComponent の場合、新しいセクションは最後のセクションになります。

次のマクロは、長方形のシェイプシートに新しいセクションを追加する方法を示します。 このマクロを実行する前に、Visio ウィンドウで図面ページがアクティブであることを確認してください。

 
Public Sub AddSection_Example() 
 
 Dim vsoPage As Visio.Page 
 Dim vsoShape As Visio.Shape 
 
 'Get the active page. 
 Set vsoPage = ActivePage 
 
 'Draw a rectangle on the active page. 
 Set vsoShape = vsoPage.DrawRectangle(1, 5, 5, 1) 
 
 'Add a scratch section to the ShapeSheet. 
 vsoShape.AddSection visSectionScratch 
 
End Sub

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。