Shape.Text プロパティ (Visio)
図形のすべてのテキストを返します。 値の取得と設定が可能です。
構文
式。テキスト
式: Shape オブジェクトを表す変数。
戻り値
文字列
注釈
Shape オブジェクトの Text プロパティによって返されるテキストでは、フィールドはエスケープ文字 (30 (&H1E) で表されます) たとえば、Shape オブジェクトのテキストに図面のファイル名を表示するフィールドが含まれている場合、Shape オブジェクトの Text プロパティは、そのフィールドがテキストに挿入されるエスケープ文字を返します。 テキストに展開されたフィールドを含める場合は、図形の Characters プロパティを取得し、結果の Characters オブジェクトの Text プロパティを取得します。
図形がグループの場合、返されるテキストは [IsTextEditTarget] セルの値によって異なります。
IsTextEditTarget が True の場合、Shape オブジェクトの Text プロパティはグループのテキストを返します。
IsTextEditTarget が False の場合、Shape オブジェクトの Text プロパティは、積み重ね順の先頭にあるグループ内の図形のテキストを返します。
その他のアプリケーションやガイドのオブジェクトには Text プロパティはありません。
Visual Studioソリューションには、Microsoft.Office.Interop.Visio の参照が含まれている場合、このプロパティは、次の種類にマップします。
- Microsoft.Office.Interop.Visio.IVShape.Text
例
この Microsoft Visual Basic for Applications (VBA) マクロは、図形の Text プロパティを取得する方法を示しています。
Public Sub ShapeText_Example()
Dim vsoRectangle As Visio.Shape
Dim vsoOval As Visio.Shape
Dim vsoShapeFromCell As Visio.Shape
Dim vsoShapeFromCharacters As Visio.Shape
Dim vsoCell As Visio.Cell
Dim vsoCharacters As Visio.Characters
'Create 2 different shapes and add different text to each shape.
Set vsoRectangle = ActivePage.DrawRectangle(2, 3, 5, 4)
Set vsoOval = ActivePage.DrawOval(2, 5, 5, 7)
vsoRectangle.Text = "Rectangle Shape"
vsoOval.Text = "Oval Shape"
'Get a Cell object from the first shape.
Set vsoCell = vsoRectangle.Cells("Width")
'Get a Characters object from the second shape.
Set vsoCharacters = vsoOval.Characters
'Use the Shape property to get the Shape object.
Set vsoShapeFromCell = vsoCell.Shape
Set vsoShapeFromCharacters = vsoCharacters.Shape
'Use each shape's text to verify the proper Shape
'object was returned.
Debug.Print vsoShapeFromCell.Text
Debug.Print vsoShapeFromCharacters.Text
End Sub
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