Range.InsertSymbol メソッド (Word)
指定範囲を記号に置き換えます。
構文
expression. InsertSymbol( _CharacterNumber_ , _Font_ , _Unicode_ , _Bias_ )
expression 必須です。 Range オブジェクトを表す変数を指定します。
パラメーター
| 名前 | 必須 / オプション | データ型 | 説明 |
|---|---|---|---|
| CharacterNumber | 必須 | 長整数型 (Long) | 指定する記号の文字番号を指定します。 この値は、記号の表で Symbol フォントを表示したとき、左から右に数えた記号の位置に対応する番号に 31 を加えた値です。 たとえば、Symbol フォントの記号の表の 37 番目の位置にあるデルタ文字 (Δ) を指定するには、CharacterNumber に 68 を設定します。 |
| Font | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 該当する記号を含むフォントの名前を指定します。 |
| Unicode | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | CharacterNumber で指定された Unicode 文字を挿入する場合は True。CharacterNumber で指定された ANSI 文字を挿入する場合は False。 既定値は False です。 |
| Bias | 省略可能 | バリアント型 (Variant) | 記号のフォントのバイアスを設定します。 この引数は、東アジア言語の文字の正しいフォントのバイアスを設定するために役立ちます。 WdFontBias 定数のいずれかをすることができます。 この引数は、選択またはインストールされている言語サポート (たとえば、日本語) によっては使用できない場合があります。 |
注釈
範囲を置換しない場合は、このメソッドを使用する前に Collapse メソッドを使用します。
例
次の使用例は、両端に矢頭が付いた矢印を文書の末尾に挿入します。
With ActiveDocument.Range
.Collapse Direction:=wdCollapseStart
.InsertSymbol CharacterNumber:=171, _
Font:="Symbol", Unicode:=False
End With
関連項目
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