Selection.TypeText メソッド (Word)

指定された文字列を挿入します。

重要

この方法が変更されました。 ユーザーの選択範囲にコメントが含まれている場合、Selection.BoldRun のような VBA の Selection コマンドを使用すると、ユーザーが選択したテキストまたは Selection.TypeTxt コマンドに太字の書式が適用されなくなったり、コメントが含まれているユーザーの選択範囲に、テキストが挿入されなくなったりします。

構文

TypeText( _Text_ )

が必要です。 Selection オブジェクトを表す変数を指定します。

パラメーター

名前 必須 / オプション データ型 説明
テキスト 必須 文字列型 (String) 挿入する文字列を指定します。

注釈

ReplaceSelection プロパティの値が True である場合、選択部分は指定された文字列で置き換えられます。 ReplaceSelection プロパティの値が False である場合、指定された文字列は選択範囲の前に挿入されます。

選択した文字列を置換入力するように設定されている場合、次の使用例は、"Hello" を挿入する前に選択範囲の選択を解除します。既存の文書の文字列が置き換えられることはありません。

If Options.ReplaceSelection = True Then 
 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseStart 
 Selection.TypeText Text:="Hello" 
End If

次の使用例は、"Title" とこれに続けて新しい段落を挿入します。

Options.ReplaceSelection = False 
With Selection 
 .TypeText Text:="Title" 
 .TypeParagraph 
End With

関連項目

Selection オブジェクト

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。