Resume ステートメント

エラー処理ルーチンの終了後に実行を再開します。

構文

Resume [ 0 ]
Resume Next
再開

Resume ステートメントの構文では、次の形式を使用できます。

Statement 説明
Resume エラー ハンドラーと同じプロシージャでエラーが発生した場合は、エラーが発生したステートメントから実行が再開されます。 呼び出されたプロシージャでエラーが発生した場合は、エラー処理ルーチンを含むプロシージャから最後に呼び出されたステートメントから実行が再開されます。
Resume Next エラー ハンドラーと同じプロシージャでエラーが発生した場合は、エラーが発生したステートメントの直後のステートメントから実行が再開されます。 呼び出されたプロシージャでエラーが発生した場合、エラー処理ルーチン (または On Error Resume Next ステートメント) を含むプロシージャから最後に呼び出されたステートメントの直後に ステートメントを使用して実行が再開されます。
再開 実行は、必要な引数で指定されたで再開されます。 line 引数は、行ラベルまたは行番号で、エラー ハンドラーと同じプロシージャ内に指定する必要があります。

解説

エラー処理ルーチン以外の場所で Resume ステートメントを使用すると、エラーが発生します。

この例では、Resume ステートメントを使用してプロシージャ内のエラー処理を終了し、エラーが発生したステートメントから実行を再開します。 Resume ステートメントの使用方法を示すために、エラー番号 55 が生成されます。

Sub ResumeStatementDemo() 
 On Error GoTo ErrorHandler ' Enable error-handling routine. 
 Open "TESTFILE" For Output As #1 ' Open file for output. 
 Kill "TESTFILE" ' Attempt to delete open file. 
 Exit Sub ' Exit Sub to avoid error handler. 
ErrorHandler: ' Error-handling routine. 
 Select Case Err.Number ' Evaluate error number. 
  Case 55 ' "File already open" error. 
   Close #1 ' Close open file. 
  Case Else 
   ' Handle other situations here.... 
 End Select 
 Resume ' Resume execution at same line that caused the error. 
End Sub

関連項目

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