Visio Drawing Control について

Visio 描画コントロールを使用すると、Visio 描画サーフェイスをアプリケーションに統合できます。

Visio Drawing Control は、Visio オブジェクト モデル (API) とユーザー インターフェイスへのフル アクセスを提供する ActiveX コントロールで、Visio ユーザー インターフェイスを統合し、外観をカスタマイズし、アプリケーションで Visio を自動化できます。 Visio 図面コントロールは Microsoft Visio 2013 で提供され、Visio をインストールするときにインストールされます。

Visio Drawing Control をアプリケーション内に取り込む方法の詳細については、この『オートメーション リファレンス』の「アプリケーションでの Visio Drawing Control の使用方法について」を参照してください。

Visio Drawing Control をサポートするホスト コンテナー アプリケーション

Visual Basic 6.0、Visual C++ 6.0、Visual Studio、およびその他の ActiveX コントロール コンテナーに Visio Drawing Control を埋め込むことができます。 ただし、Visio 図面コントロールを別の Visio 図面、別の ActiveX コントロール、Visio のVisual Basic for Applications (VBA) フォーム、または Visio ソリューション ウィンドウに埋め込むことはできません。

セキュリティに関する考慮事項

Visio Drawing Control は、イントラネット環境で使用することを目的としています。 Visio Drawing Control は、IObjectSafety インターフェイスをサポートしていません。 任意のバージョンの Internet Explorer で実行する前に、コントロールは安全でないファイルであることをユーザーに警告します (エンド ユーザーのブラウザーのセキュリティ レベルが [中]、[ 中低]、または [ ] に設定されていない限り)。

アプリケーション実行時の必要条件と配布

Visio 図面コントロールをサポートするバージョンの Visio は、Visio 図面コントロールを使用する任意のコンピューターにインストールする必要があります。 アプリケーションを配布する場合、すべてのユーザーは、そのアプリケーションを使用するために、コンピューター上の Visio 描画コントロールをサポートするバージョンの Visio のライセンスを持っている必要があります。

サポートの利用

Visio Drawing Control をアプリケーションに統合する際に発生した問題へのサポートを利用するには、Microsoft 製品サポートサービスにお問い合わせください。 連絡先情報については、Visio 製品に付属しているマニュアルを参照してください。

サポートとフィードバック

Office VBA またはこの説明書に関するご質問やフィードバックがありますか? サポートの受け方およびフィードバックをお寄せいただく方法のガイダンスについては、Office VBA のサポートおよびフィードバックを参照してください。