Power Apps component frameworkの概要

Power Apps component framework により、プロの開発者やアプリメーカーは、モデル駆動型アプリやキャンバス アプリのコード コンポーネントを作成できます。 これらのコード コンポーネントを使用して、フォーム、ビュー、ダッシュボード、キャンバス アプリ画面でデータを操作するユーザーのユーザー エクスペリエンスを向上させることができます。 たとえば、以下を実行できます。

• 数値テキスト値を表示するフォーム上の列を dial や slider コード コンポーネントに置き換えます。
• リストを Calendar や Map のようなデータセットに結び付けられた全く異なる視覚的エクスペリエンスに変換します。

Web リソースとの違いは何ですか?

HTML Web リソースとは異なり、コード コンポーネントは同じコンテキストの一部としてレンダリングされ、他のコンポーネントと同時に読み込まれるため、ユーザーにシームレスなエクスペリエンスを提供します。

Power Apps 機能のあらゆる分野で使用できるコード コンポーネントを作成し、これらのコンポーネントをさまざまなテーブルやフォームで何度も再利用します。

開発者はすべての HTML、CSS、TypeScript ファイルを 1 つの ソリューション パッケージ ファイルにバンドルして環境間を移動し AppSource から利用できるようにもできます。

利点

• コンポーネントのライフサイクル管理、コンテキスト データ、メタデータなどの機能を公開する、豊富なフレームワーク API へのアクセス
• Web API、ユーティリティ、データのフォーマット方法、カメラ、ロケーション、マイクなどのデバイス機能、ならびにダイアログ、ルックアップ、フルページ レンダリングなどの起動しやすい UX 要素などを介したシームレスなサーバー アクセス
• 最新の Web プラクティスのサポート
• パフォーマンスを最適化
• 再利用可能性
• すべてのファイルを 1 つのソリューション ファイルにバンドルする機能。
• 状態を維持しながら、パフォーマンス上の理由による破壊や再読み込みを処理できます。

ライセンス

Power Apps component framework のライセンス要件は、既存のコネクタとコンポーネントに準拠しており、アプリで使用されるデータと接続のタイプに基づいています。 詳細: Power Apps 価格。 ライセンス要件に合わせて、コード コンポーネントを 2 つのタイプに分類します。

• コネクタを介さずにユーザーのブラウザ クライアントを介して外部サービスまたはデータに直接接続するコード コンポーネントは、プレミアムと見なされます。 これらのコンポーネントがアプリで使用されると、アプリはプレミアムになり、エンド ユーザーは Power Apps ライセンスが必要です。
• 外部サービスまたはデータに接続しないコード コンポーネント。 これらのコンポーネントが標準機能を使用するアプリで使用される場合、アプリは標準のままであり、エンド ユーザーは少なくとも Office 365 のライセンスを取得する必要があります。 詳細: Power Apps の価格
• コード コンポーネントは、<external-service-usage> をこのコンポーネントが接続しているすべての外部サービスドメインを含むコンポーネントのマニフェストファイルへのノードに追加することでプレミアム コンポーネントとして宣言できます。

    <external-service-usage enabled="true">
     <domain>www.microsoft.com</domain>
    </external-service-usage>
  

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