LINQ (.NET 統合言語クエリ) を使用してクエリを作成する

.NET 統合言語クエリ (LINQ) を使うことで、 Microsoft Dataverse でクエリを作成することができます。 OrganizationServiceContext クラス、または Power Platform CLI pac modelbuilder ビルド コマンド によって作成された派生クラスを使用して、組織サービスにアクセスする LINQ クエリを書き込みます。 OrganizationServiceContext クラスには、基礎となる LINQ クエリ プロバイダが含まれており、Visual C# または Visual Basic .NET 構文からの LINQ クエリを Dataverse が使用するクエリ API に変換します。

事前バインド プログラミング クラスを使用する場合は、Power Platform CLI pac modelbuilder ビルド コマンド を使用する際。コード生成ツール (CrmSvcUtil.exe) の使用時に serviceContextName パラメーターを使用してクラス名を指定すると、OrganizationServiceContext クラスの派生クラスを生成できます。 このクラスを使用すると、 <table schema name>+Set というパターンを使用して IQueryable テーブル セットを参照できます。たとえば、 AccountSet で Account テーブル行のコレクションを参照できます。 Dataverse の Web サービスのサンプルはすべて、このクラスの名前に ServiceContext を使用していますが、別の名前を使用することもできます。 詳細については次を参照してください: 組織サービスの事前バインドクラスを生成する

関連項目

LINQ を使用したクエリの構築
LINQ クエリでの遅延バインド エンティティ クラスを使用する
LINQ でテーブル ルックアップ列を使用する
LINQ クエリの例
組織サービスの事前バインド クラスを生成する