カスタム アクションを環境にアップロードする

この記事では、カスタム アクションを環境にアップロードする方法について説明します。

前提条件

カスタム アクション グループを環境にアップロードするには、次のアクセス許可が必要です。

  • Power Platform 環境へのアクセス許可。
  • Power Platform 管理センター で、デスクトップ フロー モジュール開発者 ロールに割り当てられている。
  • この機能には、デスクトップ用 Power Automate v2.32 以降が必要です。

カスタム アクションをアップロードする

  1. Power Automate に移動します。

  2. データ の下の カスタム アクション を選択します。

  3. 画面の上部にある カスタム アクションのアップロード を選択します。

    [カスタム アクションのアップロード] ボタンのスクリーンショット

  4. カスタム アクション グループに必要な詳細を入力します。

    件名 必須または任意 Description
    件名 Required この方法では、カスタム アクション グループ名が、カスタム アクション リスト、資産ライブラリ、およびデスクトップ フローに含まれている場合はアクション ツリーに表示されます。
    Description オプション カスタム アクションの簡単な説明。 この情報は、カスタム アクション グループが選択されている場合に資産ライブラリに表示されます。
    ファイルの選択 Required カスタム アクション SDK で開発されたカスタム アクション グループを含む署名付き .cab ファイル、および必要に応じて依存する .dll ファイルを選択します。

    [カスタム アクションのアップロード] ブレードのスクリーンショット

  5. アップロードを選びます。

    新しくアップロードされたカスタム アクション グループがリストに表示されます。

    カスタム アクション エントリのスクリーンショット

アップロードされたカスタム アクション グループを選択すると、その詳細ページに移動できます。

アップロード カスタム アクション グループの詳細ビューのスクリーンショット

ここで実行できるアクションは次のとおりです。

カスタム アクションを編集する

アップロードしたカスタム アクションを編集し、その名前や説明を変更します。

カスタム アクション グループ ブレードの編集のスクリーンショット

カスタム アクションを共有する

カスタム アクションを共有して、アップロードされたカスタム アクションにアクセスできるユーザーを管理したり、特定の種類のアクセスを表示したりできるようにします。

作成者が持つことができるカスタム アクションへのアクセスには 3 種類があります。

  • ユーザー - デスクトップ フローでは、それぞれのカスタム アクションのみを使用できます。
  • ユーザー + 共有 – カスタム アクションを使用および共有できます。
  • 共同所有者 – カスタム アクションを更新/削除することもできます。

重要

共同所有者になるには、環境で デスクトップ フロー モジュール開発者 ロールに割り当てられる必要があります。

カスタム アクション グループへのアクセス管理のスクリーンショット

ファイルを更新する

共同所有者のみがファイルを更新できます。 既存のカスタム アクションを更新する場合は、.cab ファイルをアップロードしてファイルを更新します。

.cab ファイルをアップロードして既存のカスタム アクションなどを更新する場合の更新ファイル (共同所有者のみ)。

カスタム アクション グループの更新のスクリーンショット

ファイルを削除する

カスタム アクションを削除できるのは共同所有者だけです。 カスタム アクション グループを削除すると、依存するすべてのデスクトップ フローが失敗します。

カスタム アクション グループの削除のスクリーンショット

次の手順

カスタム アクションの使用