ドリルダウン API

ドリルダウン API では、ユーザーの操作なしでドリルダウン操作を独自にトリガーできる視覚エフェクトが作成されます。

この API では、ビジュアルで次のレベルを表示したり、次のレベルに展開したり、API に渡されるパラメーターに基づいてドリルアップしたりできます。 ドリルダウンの詳細については、ドリルダウン サポートに関する説明を参照してください。

ドリルダウン API の使用方法

Note

Drilldown API は、API バージョン 4.7.0 から利用できます。お使いのバージョンを確認するには、pbiviz.json ファイルの apiVersion を調べてください。

次を capabilities.json ファイルに追加します。

    "drilldown": {
        "roles": ["Rows", "Columns"]
    }

例: ドリルダウン API

次の例では、ビジュアルがドリルダウン操作を呼び出す方法を示しています。

public update(options: VisualUpdateOptions) {
        if ((options.dataViews[0].metadata.dataRoles.drillableRoles['Columns']).indexOf(powerbi.DrillType.Down) >= 0) {
            let args: powerbi.DrillDownArgs = {
                roleName: "Columns",
                drillType: powerbi.DrillType.Down
            };
            this.host.drill(args);
        }