改ページ対応レポートにドリルスルー アクションを追加する (Power BI Report Builder)

適用対象: Power BI Report Builder Power BI Desktop

メイン改ページ対応レポートのリンクを選ぶと開く Power BI 改ページ対応レポートは、"詳細レポート" と呼ばれます。 このドリルスルー リンクを使用すると、ドリルスルー アクションを実行できます。

Power BI サービスに発行する場合、詳細レポートをメイン レポートと同じワークスペースに発行する必要があります。 テキスト ボックス、画像、グラフ上のデータ ポイントなど、 Action プロパティがあるアイテムにドリルスルー リンクを追加できます。

レポートにドリルスルー リンクを追加するには、まず、メイン レポートからリンクする詳細レポートを作成する必要があります。 詳細レポートには、通常、元の要約レポートに含まれるアイテムについての詳細が含まれています。また、多くの場合、メイン レポートから渡されるパラメーターに基づいて詳細レポートをフィルターするパラメーターも含まれます。 詳細レポートの作成方法については、「詳細レポート (Report Builder)」を参照してください。

ドリルスルー アクションを追加する

  1. デザイン ビューで、リンクを追加するテキスト ボックス、画像、またはグラフを右クリックし、[プロパティ] を選びます。

  2. アイテムの [プロパティ] ダイアログ ボックスで [アクション] を選びます。

  3. [レポートに移動する] を選択します。 このオプションのダイアログ ボックスに追加のセクションが表示されます。

  4. [レポートの指定] でレポート名を入力します。 または、式 ([fx]) ボタンを選んでレポート名の式を作成します。

  5. [レポートの実行に以下のパラメーターを使用] で、[追加] を選びます。 パラメーター グリッドに、新しい行が追加されます。

    • [名前] ボックスに、詳細レポートのレポート パラメーターの名前を入力します。

      Note

      パラメーターの一覧にある名前は、対象となるレポートで予測されるパラメーターと完全に一致する必要があります。 たとえば、パラメーター名の大文字と小文字の違いも一致する必要があります。 これらの名前が一致しない場合、または予測されるパラメーターが一覧にない場合は、詳細レポートは失敗します。

    • [値] に、詳細レポートのパラメーターに渡す値を入力します。

      Note

      レポート パラメーターに渡す値には、結果が値になる式を指定できます。 値の一覧にある式には、現在のレポートのフィールドの一覧が含まれています。

    レポートのパラメーターを非表示にする方法については、「Power BI サービスでページ分割されたレポートのパラメーターを作成する」を参照してください。

  6. (省略可) テキスト ボックスの場合、リボンの [ホーム] タブでテキストの色と効果を変更してそのテキストがリンクであることをユーザーに示すと便利です。