Microsoft Teams でのコンテキスト フローによる高度な自動化
重要
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有効対象 | パブリック プレビュー | 早期アクセス | 一般提供 |
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管理者、作成者、またはアナリスト向けで、自動的に有効化される | - | - | 2020 年 8 月 23 日 |
機能の詳細
Power Automate は、すべてのユーザーが Microsoft Teams で高度な自動動作を使用できる手段になっています。 構想されているのは、統合フローのワールド クラスのエクスペリエンスを Microsoft Teams に直接提供することです。
つまり、ユーザーが次のことをできるようにします。
- チームでの重要な更新に関する通知を外部のサービスから受け取り、それらに基づいて行動します。
- Microsoft Teams のエクスペリエンスに直接組み込まれたコマンドとアクションを通じてサービスと対話します。
- Microsoft Teams のイベントに基づいてワークフローを設定することで、チームワークを自動化します。
これらの新機能は、Microsoft Teams アプリ (専用の Power Automate タブなど) からだけでなく、メッセージなどのエンティティからメニュー項目を介してコンテキストに応じて有効にすることもできます。
この更新プログラムでは、Microsoft Teams コネクタの次のトリガーとアクションを起動します。
- 選択したメッセージの場合 : これは、 その他の操作 メニューを介して Microsoft Teams メッセージからワークフローを開始するインスタント トリガーです。 作成者は、ユーザーからの入力を状況に応じて収集し、フロー内の件名、送信者、メッセージ本文などのメッセージ プロパティを使用できます。
- 新しいユーザーがチームに参加したとき : この自動トリガーは、ユーザーがチームに参加したタイミングに基づいてイベントを開始します。 これは、ウェルカム メッセージの設定やチームへのユーザーのオンボーディング タスクのトリガーなどのシナリオに使用できます。
- アダプティブ カードを投稿して待機 : このアクションにより、アダプティブ カードを介して Microsoft Teams ユーザーから簡単なデータ収集を行うことができます。 作成者は、カスタム入力フォームを作成してユーザーまたはチャネルに送信し、応答を待つことができます。 Power Automate は、ユーザーが応答するまで中断状態のままになります。
シナリオの例をいくつか示します。
- メッセージを OneNote に保存して後で使用します。
- Azure DevOps で作業項目をメッセージから作成します。
- Dynamics 365 で商談をメッセージから作成します。
- チーム管理者は、新しいユーザーがチームに参加したときに、オンボーディング リソースへのリンクが含まれるウェルカム メッセージを送信することができます。
- プランナー タスクが作成されたときに Microsoft Teams で追加の詳細を収集します。