2021 年リリース サイクル 2 の AI Builder に向けた計画と準備

重要

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2021 年リリース サイクル 2 の計画は、2021 年 10 月から 2022 年 3 月までに市場に投入される予定のすべての新機能を対象としています。 この記事では、AI Builder の製品概要および新機能と予定されている機能について説明します。

概要

Microsoft Power Platform の機能である AI Builder を使用すると、技術的な専門知識の有無に関係なく組織内のすべてのユーザーが、作成および使用するアプリケーションと自動化フローに AI 機能を追加できます。 Power Automate と Power Apps のエクスペリエンスに AI Builder をネイティブに統合することで、いっそう簡単に AI を使えるようになります。

Microsoft では、インテリジェントなドキュメント処理エクスペリエンスを中心とした新機能を提供することに重点を置いています。 新機能には、チェックボックス、署名、日付や通貨のような型指定されたフィールドなどの幅広いコンテンツ タイプのセットをドキュメント内で抽出する機能と、ドキュメント自動化ソリューションにおける、より多くの事前構築済みモデル (領収書や請求書など) のサポートが含まれます。 また、AI モデル検出エクスペリエンスの向上、パフォーマンス メトリックの改善、作成エクスペリエンスの簡素化にも重点を置いています。

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投資分野

投資分野

AI シナリオの改善
AI Builder の中心となる原則の 1 つは、市民開発者に、使いやすく快適なユーザー インターフェイスで AI シナリオを構築する機能を提供することです。 シナリオ改善の焦点はじょうごの最上部であり、AI による幅広いビジネスの可能性をいっそう簡単に理解し、AI シナリオを試すことができるようにするための、AI Builder のホームページの再設計が含まれます。

AI Builder を Microsoft Power Platform 全体に拡張する
AI Builder は既に Power Apps および Power Automate に統合されており、作成者は AI モデルを作成し、それらをアプリやフローに組み込むことができます。 作成者向けの新しいテンプレートと利用しやすい作成例により、AI モデルを Power Automate や Microsoft Teams に統合する機能の向上に取り組んでいます。

ドキュメント処理の改善
インテリジェント ドキュメント処理の新機能により、お客様は幅広い種類のドキュメントをより正確に処理できます。 機能の更新は次のとおりです。

  • ドキュメントでのチェックボックス検出
  • ユーザーが AI モデルをカスタマイズしてドキュメント内の複雑なテーブルを検出できる監視対象テーブル機能の一般提供
  • 複数ページのテーブルのサポート
  • ドキュメントのページ範囲を処理する機能
  • 型指定されたフィールド (日付、通貨など) の抽出
  • ドキュメントでの署名検出
  • 精度スコア
  • コレクション サイズの拡大 (これにより、ユーザーはモデルをトレーニングして、同じモデル内のドキュメントのコレクションを最大 200 個検出できます)
  • フォーム処理のカスタム モデルで検出される 73 を超える言語のサポート

このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の AI Builder のリリース計画をご確認ください

アプリケーション管理者向け

自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。