2022 年リリース サイクル 2 の Power BI に向けた計画と準備

概要

Microsoft ビジネス インテリジェンスは、組織のあらゆるレベルのユーザーが、あらゆる規模のデータを使用して、自信を持って意思決定を下すことができるデータ カルチャの推進を支援します。 組織がデータ カルチャを推進できるように、私たちは以前に紹介した 3 つの主なテーマにわたって引き続き投資します。

すべてのユーザーを支援

Power BI は、使い慣れた Office のような体験と、Power BI Desktop、Power BI サービス、モバイル アプリケーションにわたって AI を駆使した分析情報を使用して、だれもが今までにないほど簡単にデータを活用できるようにします。 私たちは、ビジネス アナリストとユーザー向けに設計された機能を提供することに重点を置いています。 Power BI を Office とさらに緊密に連携することで、だれもがストレスなくデータの分析を始められるようにします。 どこからでもデータのテーブルを分析するためのワンクリック連携機能と、Excel を補完する機能を提供しています。 可能な場合は自然言語入力を利用して、ビジュアルとメジャーのオーサリング エクスペリエンスを改善する取り組みを続けます。最も重要なことは、コミュニティから提供されたアイデアとフィードバックも進歩の基になっていることです。

すべてのチームを支援

Power BI は、チームが働く場所に溶け込んでいます。 チームの生産性、コラボレーション、行動志向を高める機能に焦点を当てることで、データをすべてのチームの意思決定に欠かせないものにします。 これは、リモートで働く機会が増え、テクノロジを活用して数多くのコラボレーションが行われるようになっているここ数年で、さらに重要になっています。 分析情報は、共有されたときにさらに価値あるものになります。 Power BI を Office と緊密に連携することで、全員がコラボレーションを行う場所である Teams と Outlook に分析情報を提供し、会議、チャネル、チャットなどの重要なエクスペリエンスの統合を強化しています。 また、ユーザーが組織内外でデータを迅速に見つけ出して共有し、メトリクスを通じてエンタープライズ スケールでビジネス目標を追跡して、ストーリーテリングを通じてデータに関するナラティブを構築できるようにします。

すべての組織を支援する

Power BI は、大企業のお客様の最も要求の厳しいニーズに合わせて拡張できます。 Power BI の一元化された管理、ガバナンス、業界をリードするセキュリティ機能により、IT 担当者は常に完全な可視性と制御を得ることができます。 私たちは引き続き、信頼とコンプライアンス、監査性、情報の質、採用、接続性、セルフサービスのデータ準備、ビッグ データ、エンタープライズ セマンティック モデル、エンタープライズ レポート作成に焦点を当てた、さまざまな領域の製品にわたって幅広く投資します。 個人とチームが IT 担当者と共に高度なセキュリティとガバナンスの要件を満たせるようにバランスを取ることで、組織が分析情報を大規模に提供するのを支援します。

Power BI の 2022 年リリース サイクル 2 の更新情報

投資分野

Power BI Premium
Microsoft Power BI Premium は、リリースごとに、組織が分析情報の提供を大規模に進めることができる機能を提供し続け、企業の最も厳しいニーズを満たしています。 これらの投資は以下の領域に及びます。

• 柔軟なライセンス モデル: 組織はユーザー単位または容量単位のライセンス オプションから選択できます。
• Microsoft が所有するリソース管理: 組織は、作業速度に影響を与える可能性のあるワークロードの急増や容量使用率について心配する必要はありません。
• 自動スケーリングと従量課金制の価格設定: リソース容量を超えて拡張することができ、パフォーマンスの低下が発生しません。
• 高度なセルフサービスのデータ準備。
• Azure Synapse Analytics などのビッグ データ ソースでのビッグ データに対する対話型エクスペリエンス。
• Pixel Perfect のレポートを数百万人のユーザーに配布する業務のレポート作成および配布。
• 高度なセキュリティ。

Power BI Pro
Power BI Pro は、すべてのチームと個人が分析情報を発見して共同作業できるようにすることで、組織がデータ文化を構築するのを支援します。

Power BI Embedded
Power BI Embedded によって、開発者は自身で開発しなくても、世界に通用する分析を提供できるようになります。 開発者は、Power BI の機能とブランドを使用して、顧客向けのレポート、ダッシュボード、分析を独自のアプリケーションで素早く簡単に提供できます。 Power BI Embedded では、分析の監視、管理、展開を自動化する一方で、アプリケーション、Power BI の機能、インテリジェントな分析の完全な制御を維持することで、開発者リソースのニーズが軽減されます。

このリリース サイクル中に提供される機能セット全体の詳細については、以下の Power BI のリリース計画をご確認ください。

アプリケーション管理者向け

自動的に有効になる、ユーザー エクスペリエンスに影響を与えるユーザー機能
ユーザーに影響を与える機能は、アプリケーション管理者が確認する必要があります。 これにより、リリース変更管理が容易になり、市場にリリースされた新機能のオンボーディングを成功させることができます。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、自動的に有効化される」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

アプリケーション管理者が有効にする必要のある機能
このリリース サイクルには、ユーザーが利用できるように管理者、作成者、またはビジネス アナリストによって有効化または構成される必要のある機能が含まれています。 完全なリストについては、リリース計画で「ユーザー向けで、管理者、作成者、またはアナリストによる有効化/構成が必要」とタグ付けされたすべての機能を探してください。

Power BI を最大限に活用する