管理者モード
管理モードでサンドボックス環境、運用環境または試用環境 (サブスクリプション ベース) を配置すると、システム管理者またはシステム カスタマイザーのセキュリティ ロールを持つユーザーのみがその環境にサインインできるようになります。 管理モードは、通常のユ―ザーが作業に影響を与えないように、また作業がエンド ユ―ザー (非管理者) に影響を与えないように、運用上の変更を行う場合に便利です。
Note
- サンドボックス環境、実稼働環境、または試用環境 (サブスクリプション ベース) を管理モードで配置できます。
- 管理モードが有効でバックグラウンド操作が無効な場合、プラグインやカスタム ワークフロー アセンブリなど、コードを使用するプロセスは Microsoft Dataverse プラットフォームで引き続き処理されます。
- 管理モードの環境は、Power Platform 管理センターの環境ページのシステム カスタマイザーに表示されないため、システム カスタマイザーは URL を介して環境に直接ログインする必要があります。
設定 パネルで、次の設定を行います。
設定 | 説明 |
---|---|
管理モード | 選択すると、サンドボックス環境、実稼働環境、または試用環境 (サブスクリプション ベース) が管理モードで有効になります。 選択したサンドボックスまたは運用環境にログインできるのは、システム管理者またはシステム カスタマイザーだけです。 |
バックグラウンド操作 (オプション) | ワークフローや Exchange との同期など、すべての非同期処理 (非同期サービスのアーキテクチャ) を無効にすることを選択します。 電子メールは送信されず、予定、連絡先、およびタスクのサーバー側同期は無効になります。 注意: バックグラウンド操作を無効にするには、管理モードを有効にする必要があります。 |
管理モードの設定
Power Platform 管理センター に移動し、環境管理者またはシステム管理者ロールの資格情報を使用してサインインします。
左側のメニューで環境を選択してから、サンドボックス環境、実稼働環境、または試用環境 (サブスクリプション ベース) を選択します。
詳細ページで、編集を選択します。
管理者モードで、無効から有効へ切り替えます。
オプションで、バックグラウンド操作を設定できます。
保存を選択します。
既知の問題
- 環境を管理者モードから解除した後、キャッシュがクリアされるまで、フローが期待どおりにトリガーされない場合があります; 最大 24 時間かかる場合があります。