Copilot Studio でのセッション情報の分析
既定では、過去 30 日間のコパイロットの会話トランスクリプトのうち最大 7 日分を Copilot Studio ポータルから直接ダウンロードできます。
また、Power Apps ポータルから会話記録をダウンロードして閲覧することもできます。 詳細については、Power Apps の会話のトランスクリプトを理解するを参照してください。
前提条件
- セッションのトランスクリプトを表示するには、トランスクリプト ビューアーのセキュリティ ロールが必要です。 コパイロットの共有時にトランスクリプト ビューアのセキュリティ ロールを割り当てる によって、このロールを付与できるのは管理者のみです。
コパイロットのセッション トランスクリプトをダウンロードする
対象のコパイロットを開きます。
上部のメニュー バーの 分析 を選択します。
セッション タブを選択します。
注意
セッションは、1日単位の行に分割され、各行に最大5万セッションが含まれます。
Teamsで作成されたチャットボットと従来のチャットボットの場合、指定された日付範囲に過去24時間以内の日付が含まれている場合、セッションは最大2,500セッションを含む1行で表されます。 それ以外の場合、セッションは1日単位の行に分割され、各行に最大2,500セッションが含まれます。
行を選択して、指定した時間枠のセッション トランスクリプトをダウンロードします。
ダウンロードがすぐに開始します。 ファイルはブラウザーのデフォルトのダウンロード場所に保存されます。
セッション トランスクリプトを使って作業する
セッション トランスクリプト ファイルは、次の情報が含まれるコンマ区切り値 (CSV) ファイルです。
SessionID: セッションごとの一意識別子。
StartDateTime: セッションを開始した時刻。 エントリはこの列で降順に並べ替えられます。
InitialUserMessage: ユーザーが入力した最初のメッセージ。
TopicName: このセッションでトリガーされた、最後に作成されたトピックの名前。
ChatTranscript: セッションの トランスクリプト は次の形式で表示されます: "ユーザーの発言: <UserInput>; ボットの発言: <CopilotResponse>;"。
- 会話のターンはセミコロンで区切られます。
- <CopilotResponse> には、ユーザーに提示されるオプションは含まれません。
例:
User says: store hours; Bot says: Which store are you asking about?; User says: Bellevue; Bot says: Bellevue store is open from 10am to 7pm every day.;
SessionOutcome: セッションの結果 (解決済み、エスカレーション済み、破棄済み、未従事)。
TopicId: このセッションでトリガーされた、最後に作成されたトピックの一意識別子。