Binary.View

  • [アーティクル]

構文

Binary.View(binary as nullable binary, handlers as record) as binary

バージョン情報

操作がビューに適用されるときに、handlers で指定された関数が操作の既定の動作の代わりに使用される場合、binary のビューを返します。

binary が指定されている場合、すべてのハンドラー関数は省略可能です。 binary を指定しない場合、GetStream ハンドラー関数は必須です。 操作に対してハンドラー関数が指定されていない場合は、操作の既定の動作が代わりに binary に適用されます (GetExpression の場合を除く)。

ハンドラー関数は、binary (または GetExpression の場合は結果のビュー) に対して操作を適用した結果と意味的に等価な値を返す必要があります。

ハンドラー関数でエラーが発生した場合、操作の既定の動作がビューに適用されます。

Binary.View を使うと、データ ソースに折りたたみ (M クエリのソース固有の操作への変換) を実装することができます (たとえば、ファイルのセクションをダウンロードするなど)。

Binary.View の詳細な説明については、公開済み Power Query カスタム コネクタのドキュメントを参照してください。

例 1

長さを決定するために、データにアクセスする必要のない基本的なビューを作成します。

使用方法

Binary.View(
    null,
    [
        GetLength = () => 12,
        GetStream = () => Text.ToBinary("hello world!")
    ]
)

出力

Text.ToBinary("hello world!")