ConvertTo-CMIResultObject

ManagementBaseObject をIResultObject に変換します。

構文

ConvertTo-CMIResultObject
              -InputObject <ManagementBaseObject>
              [-DisableWildcardHandling]
              [-ForceWildcardHandling]
              [<CommonParameters>]

説明

ConvertTo-CMIResultObject コマンドレットは、ManagementBaseObjectIResultObject に変換します。

注:

PS XYZ:\>など、Configuration Manager サイト ドライブから Configuration Manager コマンドレットを実行します。 詳細については、「作業の 開始」を参照してください。

例 1: パイプラインを介して WMI オブジェクトを渡すことで、ManagementBaseObject を IResultObject に変換する

PS ABC:\> $WmiObject = Get-WmiObject -Query "SELECT * FROM SMS_Site" -Namespace "root\sms\site_PS1"
PS ABC:\> $WmiObject | ConvertTo-CMIResultObject

最初のコマンドは、PS1 のコードを含むサイト オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $WmiObject 変数に格納します。

2 番目のコマンドでは、パイプライン演算子を使用して、$WmiObjectに格納されているサイト オブジェクトを ConvertTo-CMIResultObject に渡します。これにより、サイト オブジェクトが IResultObject に変換されます。

例 2: WMI オブジェクトを取得して ManagementBaseObject を IResultObject に変換する

PS ABC:\> $WmiObject = Get-WmiObject -Query "SELECT * FROM SMS_Site" -Namespace "root\sms\site_PS1"
PS ABC:\> ConvertTo-CMIResultObject -InputObject $WmiObject

最初のコマンドは、PS1 のコードを含むサイト オブジェクトを取得し、そのオブジェクトを $WmiObject 変数に格納します。

2 番目のコマンドは、$WmiObjectに格納されているサイト オブジェクトを IResultObject に変換します

パラメーター

-DisableWildcardHandling

このパラメーターは、ワイルドカード文字をリテラル文字の値として扱います。 ForceWildcardHandling と組み合わせることはできません。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-ForceWildcardHandling

このパラメーターはワイルドカード文字を処理し、予期しない動作が発生する可能性があります (推奨されません)。 DisableWildcardHandling と組み合わせることはできません。

型:SwitchParameter
配置:Named
規定値:None
必須:False
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-InputObject

IResultObject に変換する ManagementBaseObject を指定します。

型:ManagementBaseObject
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

System.Management.ManagementBaseObject

出力

System.Object