Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus

Power BI ワークスペースの暗号化の状態を一覧表示します。

構文

Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus
   -Name <String>
   [<CommonParameters>]
Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus
   -Id <Guid>
   [<CommonParameters>]
Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus
   -Workspace <Workspace>
   [<CommonParameters>]

説明

特定のワークスペースのデータセットの暗号化状態を取得します。 顧客所有のキーによって暗号化されたテナント (組織のスコープ) 内のすべてのワークスペースに対して動作します。

暗号化状態の列挙は、次の状況を表します。

  • 不明 - データセットの破損が原因で状態を特定できません。
  • NotSupported - このデータセットの暗号化はサポートされていません。
  • InSyncWithWorkspace - 暗号化はサポートされており、暗号化設定と同期されています。
  • NotInSyncWithWorkspace - 暗号化はサポートされており、暗号化設定と同期されません。

このコマンドを実行する前に、Connect-PowerBIServiceAccount を使用してログインしてください。 このコマンドレットでは、呼び出し元ユーザーが Power BI サービスのテナント管理者である必要があります。

例 1

PS C:\> Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus -Id '101be2ef-c88a-4291-9322-7e9b89ab665f'

例 2

PS C:\> Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus -Name 'Contoso Sales'

例 3

PS C:\> Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus -Workspace ( Get-PowerBIWorkspace -Scope Organization -Name "Contoso Sales")

例 4

PS C:\> Get-PowerBIWorkspace -Scope Organization | Get-PowerBIWorkspaceEncryptionStatus

パラメーター

-Id

データセットを返すワークスペースの ID。

型:Guid
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-Name

データセットを返すワークスペースの名前。

型:String
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:False
ワイルドカード文字を受け取る:False

-Workspace

データセットを返す必要があるワークスペース。

型:Workspace
配置:Named
規定値:None
必須:True
パイプライン入力を受け取る:True
ワイルドカード文字を受け取る:False

入力

None

出力

System.Collections.Generic.IEnumerable`1[[Microsoft.PowerBI.Common.Api.Encryption.Dataset, Microsoft.PowerBI.Common.Api, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=null]]