Get-SPEnterpriseSearchSecurityTrimmer

カスタム セキュリティ トリマーを返します。

構文

Get-SPEnterpriseSearchSecurityTrimmer
   [[-Identity] <SecurityTrimmerPipeBind>]
   -SearchApplication <SearchServiceApplicationPipeBind>
   [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
   [<CommonParameters>]

説明

このコマンドレットでは、SecurityTrimmer を取得します。 カスタム セキュリティ トリマーは、ユーザーに表示する検索結果を事前にトリミングします。

Identity パラメーターを指定しない場合は、指定した検索アプリケーションのセキュリティ トリマーのコレクションが取得されます。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

------------------ 例 ------------------

$ssa = Get-SPEnterpriseSearchServiceApplication -Identity 'Search Service Application'
Get-SPEnterpriseSearchSecurityTrimmer -SearchApplication $ssa

この例では、Search Service アプリケーション MySSA に登録したプラグ可能なセキュリティ トリマーを取得します。

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019

-Identity

指定した検索アプリケーションで使用するプラグ可能なセキュリティ トリマーを指定します。

この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、有効な SecurityTrimmer オブジェクト インスタンスであることが必要です。

Type:SecurityTrimmerPipeBind
Position:1
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019

-SearchApplication

セキュリティ トリマーを含む検索アプリケーションを指定します。

この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、検索アプリケーションの有効な名前 (SearchApp1 など) であるか、有効な SearchServiceApplication オブジェクト インスタンスであることが必要です。

Type:SearchServiceApplicationPipeBind
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019