Dismount-SPContentDatabase
コンテンツ データベースを現在関連付けられている Web アプリケーションから切断します。
構文
Dismount-SPContentDatabase
[-Identity] <SPContentDatabasePipeBind>
[-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
[-Confirm]
[-WhatIf]
[<CommonParameters>]
説明
Dismount-SPContentDatabase コマンドレットでは、指定したコンテンツ データベースを、現在関連付けられている Web アプリケーションから切断します。 コンテンツ データベースは削除されません。 コンテンツ データベースを削除するには、Remove-SPContentDatabase コマンドレットを使用します。
Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。
例
-------------- 例 1 ------------
Dismount-SPContentDatabase 12345678-90ab-cdef-1234-567890abcdef
この例では、GUID が 12345678-90ab-cdef-1234-567890abcdef のコンテンツ データベースを現在の親 Web アプリケーションから切断します。
-------------- 例 2 ------------
Get-SPContentDatabase -WebApplication https://sitename | Dismount-SPContentDatabase -WhatIf
この例では、ローカル コンピューターのポート 80 を使用している Web アプリケーションからすべてのコンテンツ データベースを切断します。 この操作を実行するには、WhatIf パラメーターを削除してください。
パラメーター
-AssignmentCollection
適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。
Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。
Type: | SPAssignmentCollection |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-Confirm
コマンドを実行する前に確認メッセージを表示します。
詳細については、次のコマンドを入力します。get-help about_commonparameters
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | cf |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-Identity
切断するコンテンツ データベースを指定します。
この型は、12345678-90ab-cdef-1234-567890bcdefgh という形式の有効な GUID であるか、SharePoint コンテンツ データベースの有効な名前 (SPContentDB1 など) であるか、有効な SPContentDatabase オブジェクト インスタンスであることが必要です。
Type: | SPContentDatabasePipeBind |
Position: | 1 |
Default value: | None |
Required: | True |
Accept pipeline input: | True |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |
-WhatIf
コマンドを実行する代わりに、コマンドの実行結果を説明するメッセージを表示します。
詳細については、次のコマンドを入力します。get-help about_commonparameters
Type: | SwitchParameter |
Aliases: | wi |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
Applies to: | SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019 |