Get-SPPendingUpgradeActions

保留中のアップグレード操作を表示します。

構文

Get-SPPendingUpgradeActions
   [-RootObject] <IUpgradable>
   [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
   [-Recursive]
   [-SkipSiteUpgradeActionInfo]
   [<CommonParameters>]

説明

ファームの現在保留中のアップグレード操作を表示するには、Get-SPPendingUpgradeActions コマンドレットを使用します。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

----------- 例 -------

Get-SPFarm | Get-SPPendingUpgradeActions -Recursive

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-Recursive

指定されている RootObject パラメーターで、発生する各 IUpgradable オブジェクトに対して同じ保留中のアップグレード操作のチェックを実行するかどうかを指定します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-RootObject

現在のアップグレードの状態に基づいて、未処理のアップグレード操作をチェックする SharePoint オブジェクトを指定します。

このオブジェクトは IUpgradable から継承する必要があります。

Type:IUpgradable
Position:1
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition

-SkipSiteUpgradeActionInfo

コンテンツ データベースのすべての子オブジェクトの保留中のアップグレード操作を含めないように指定します。

Type:SwitchParameter
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server Subscription Edition