Set-SPSecureStoreDefaultProvider

Secure Store プロバイダーを更新します。

構文

Set-SPSecureStoreDefaultProvider
   -Type <Type>
   [-AssignmentCollection <SPAssignmentCollection>]
   [<CommonParameters>]

説明

コマンドレットは Set-SPSecureStoreDefaultProvider 、セキュリティで保護されたストア プロバイダーを設定または置き換えます。 サード パーティの Secure Store を登録するには、ISecureStoreProvider インターフェイスを実装します。 このインターフェイスが定義された状態でグローバル アセンブリ キャッシュに DLL ファイルを配置し、DLL を読み込んで、型を読み込みます (例を参照)。 これで、Secure Store プロバイダーを設定することができます。

Windows PowerShell for SharePoint 製品のアクセス許可と最新情報については、「SharePoint Server コマンドレット」のオンライン ドキュメントをご覧ください。

------------------ 例 ------------------

C:\PS>[Reflection.Assembly]::LoadFrom("C:\ContosoFolder\contosoSecureStore.dll")

C:\PS>$type = [Contoso.SecureStore.ContosoSecureStoreProvider]

Set-SPSecureStoreDefaultProvider -Type $type

この例では、独自に実装された Secure Store プロバイダーを設定します。

パラメーター

-AssignmentCollection

適切な破棄を行うためにオブジェクトを管理します。 SPWeb や SPSite などのオブジェクトの使用によって大量のメモリが使用される場合があるので、Windows PowerShell スクリプトでこれらのオブジェクトを使用するには適切なメモリ管理が必要です。 メモリの解放が必要になった場合は、SPAssignment オブジェクトを使用して、変数へのオブジェクトの割り当てとオブジェクトの破棄を行うことができます。 割り当てコレクションまたは Global パラメーターが使用されていない場合、SPWeb、SPSite、または SPSiteAdministration オブジェクトが使用されていると、オブジェクトは自動的に破棄されます。

Global パラメーターが使用されている場合は、オブジェクトはすべてグローバル ストアに格納されます。 Stop-SPAssignment コマンドを使用してオブジェクトの使用または破棄を直接行わないと、メモリ不足のシナリオになる場合があります。

Type:SPAssignmentCollection
Position:Named
Default value:None
Required:False
Accept pipeline input:True
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019

-Type

Secure Store プロバイダーの種類を角かっこで囲んで指定します (例: [Reflection.Assembly])。

Type:Type
Position:Named
Default value:None
Required:True
Accept pipeline input:False
Accept wildcard characters:False
Applies to:SharePoint Server 2010, SharePoint Server 2013, SharePoint Server 2016, SharePoint Server 2019