Get-SCSMChannel
Service Managerで定義されている電子メール通知チャネルを取得します。
構文
Get-SCSMChannel
[-SCSession <Connection[]>]
[-ComputerName <String[]>]
[-Credential <PSCredential>]
[<CommonParameters>]
説明
Get-SCSMChannel コマンドレットは、Service Managerで定義されている電子メール通知チャネルを取得します。 返されるオブジェクトとしては、試行間隔 (秒単位)、電子メールの返送先アドレス、チャネルの状態、簡易メール転送プロトコル (SMTP) サーバーの一覧などがあります。
例
例 1: 通知チャネルの設定を取得する
PS C:\>Get-SCSMChannel
DisplayName : E-Mail Notification Channel
IsEnabled : False
RetryIntervalSeconds : 30
ReturnAddress : pfuller@Consoto.com
このコマンドは、電子メール通知チャネルの設定を取得します。
例 2: 電子メール通知チャネルのサーバーを取得する
PS C:\>$EmailChannel = Get-SCSMChannel
PS C:\> $EmailChannel.ConfigurationSources | Format-Table -AutoSize
SequenceNumber Server PortNumber Authentication
-------------- ------ ---------- --------------
0 SMTPServer1 25 WindowsIntegrated
1 SMTPServer2 25 WindowsIntegrated
2 SMTPServer3 25 WindowsIntegrated
最初のコマンドは、電子メール通知チャネルの設定を取得し、$EmailChannel変数に格納します。
2 番目のコマンドでは、標準のドット構文を使用して、$EmailChannelの ConfigruationSources プロパティを表示します。 このコマンドでは 、Format-Table を使用して結果の書式を設定します。
パラメーター
-ComputerName
System Center データ アクセス サービスが実行しているコンピューターの名前を指定します。 Credential パラメーターで指定されたユーザー アカウントには、指定したコンピューターへのアクセス権が必要です。
Type: | System.String[] |
Position: | Named |
Default value: | Localhost |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-Credential
System Center Data Access サービスが実行されているサーバーへの接続にこのコマンドレットが使用する資格情報を指定します。 指定するユーザー アカウントには、そのサーバーへのアクセス権が必要です。
Type: | System.Management.Automation.PSCredential |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
-SCSession
Service Manager 管理サーバーへのセッションを表すオブジェクトを指定します。
Type: | Microsoft.SystemCenter.Core.Connection.Connection[] |
Position: | Named |
Default value: | None |
Required: | False |
Accept pipeline input: | False |
Accept wildcard characters: | False |
入力
None.
パイプを使用してこのコマンドレットに入力を渡すことはできません。
出力
System.NotificationChannel.SMTP.Projection
このコマンドレットの出力は、電子メール通知チャネルの SMTP 設定を含む SCSMChannel オブジェクトです。