コンポーネントによるプログラミング

Visual Studio のデザイナー アーキテクチャでは、表示できる形式を持たないコンポーネント クラスのアセンブルを、Visual Basic のフォームのアセンブルと同様に簡単に実行できます。 次に示す各セクションでは、独自のコンポーネントを作成する方法、および .NET Framework クラスの高度なコンポーネントからそれらのコンポーネントをアセンブルする方法について説明します。

このセクションでは、コンポーネントの定義を行い、コンポーネント プログラミングに特に関係のある .NET Framework プログラミングの概念について説明します。 コンポーネントという語にはさまざまな意味がありますが、.NET Framework では、コンポーネントとは IComponent インターフェイスを実装するクラス、またはこのインターフェイスを実装するクラスから直接または間接に派生したクラスを意味します。 IComponent インターフェイスの既定の基本クラス実装は Component です。

コンポーネントやコントロールを他のプログラミング言語で使用できるようにするには、それらのコンポーネントやコントロールを共通言語仕様 (CLS: Common Language Specification) に準拠した言語で作成し、すべてのパブリック メンバーとプロテクト メンバーが CLS に準拠するようにします。 Windows Software Development Kit (SDK) は、次の CLS 準拠の言語にコンパイラが用意されています: Visual Basic、C#、および C++。 CLS の詳細については、「言語への非依存性、および言語非依存コンポーネント」を参照してください。

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